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2018
07.24

引退後の生活を思う

 タイトルは「まだ気が早いよ!」と怒られそうですが、自分は本気で今の職業を早めに辞めようと思っています。医者は定年がないので80を超えても現役です!という先生もいますし、精神科であれば老医からありがたい言葉をいただくとそれだけで良くなってしまうような気もします。お寺の和尚さんのような存在? そういうのもひとつの生き方ですが、今の仕事を60超えてまでやりたいかと言われると「もちろん!」と即答はしかねます。つまらないわけではないのです。自分なりにまじめにやってるつもりですし、そうでないと患者さんにも失礼ですし。

 でも、可能であれば、60歳くらいで引退する気満々。経済的な余裕ができたらもっと早くてもかまいません。そして余生を趣味に生きたいのです。趣味と言っても何をしたいの? と思われるかもしれませんが、願わくは



もう一度大学で勉強してみたい!



 のです。これ、年々その気持ちが強くなっているのであります。もう一度医学部に行くとかいうワケの分からないことではないですよ。ちなみに自分は浪人生活をしていたので、今でもたまに医学部を受ける夢を見ます。しかも在学している医学部を辞めて他の大学の医学部を受けるとかいう正気の沙汰ではない夢。夢から醒めて「あぁ、夢でよかった…」とホッとします。

 行きたい学部って、文学部なんですよねー。自分は高校2年までは文系も良いんじゃないかと思っていましたし (数学が苦手だったのもありますが…)。

 古典文学にどっぷり浸かりたいし、それを勉強して残りの人生を過ごしたいのです。大学って学ぶところですし、若い人だけじゃなくてもっと中高年が行っても良いんだと思います。しかも大学の教授はその道のプロ中のプロですから、そういう人にどんどん質問できるって、すごいことです。大学が終わってから気づきますね、そういうのって…。

 そういう話を家族にしてみるんですが「そんなことができるのか?」と言われます。

 まずは60歳で辞めてもその後のお金をどうするのだという点が指摘されます。ごもっともであるし、それが最大のネック。年金なんてもらえるのか、もらえたとしても75歳とか80歳とか、そんな年になってからでしょうし。自分は身体の調子も良くないしBMIも低いため早めに死ぬと思いますが (そんなことを言う奴ほど長生きするのか…?)、それにしてもお金の不安は残ります。医者といえども勤務医で時間をセーブして働いていると、そんなにお給料は高くないのです。もちろん平均収入以上はいただいていますが、早めに引退するには非常に心もとない。貯めておかないと。

 そして、試験に受かるほどの学力が残存しているとも思えないという、かなりグサッとくる点も。なぜなら、自分の記憶力が今ですら下降しているから、なのです。そのため、新しく勉強してもどんどん忘れてしまうのではないか? と言われます。買い物に行っても前日に買った野菜をまた買ってしまうし、冷蔵庫の中は正直なところ同じようなものがゴロゴロしています…。以前にも記事にしたか覚えていませんが、白菜1/4を買って、数日後にまた1/4を買って冷蔵庫を見てびっくりして、そのまた数日後に1/4を買ってしまってまたまた冷蔵庫を見て驚き。あやうく1個になるところでした。本も同じのを買ってしまうし、特に今は長編小説が読めなくなりました。読んでいくうちに忘れてしまい、また戻って、というのを繰り返して一向に進まない。なので、短編しか読めないのです。それで文学部が大丈夫なのかという不安もありますが、何にせよ今ですらこんなボロボロなので、50歳や60歳になったらそれはもう恐ろしいことになりそう。そして、仕事を辞めたらもっと認知機能低下に拍車がかかりそうだとも言われます。うーむ、全く反論できない。受験するんだったら学士入学にするつもりですが、それでも試験はあるし。

 ま、しかし1回きりの人生なので、余裕があったら早めに仕事を辞めて勉強しなおしたい!と切に切に願っていまして。いろんなことを知っていくのは、本当に素敵なことなのです。

 だから、だから宝くじよ当たってくれ! 7億とは言わないよ! 5億! 5億で良いから! (結局そこか!)
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コメント
先生お久しぶりです。
私は数学科に行きたいです。

お金を貯めて、数学の道にということも考えましたが、
娘が私立の医学部に行く可能性もでてきましたので、
計画は崩壊しました。

今は、当直中夜な夜な数学をする変態となりました。
めでたしめでたし。
秋宮薫dot 2018.08.08 15:29 | 編集
>秋宮薫 先生

ありがとうございます。
数学科ですか! 私は数学が苦手で、合格した年のセンター試験数学IAでは確率が零点でした(0/20点)!
何の自慢にもなりません…。
私立の医学部ですとお金もかかりますね(いろいろと東京医大の件で大騒ぎになっていますが)。
私も将来的には「やっぱり金銭的に無理」となって、通勤中に古今和歌集を読むようになるのかもしれません。
そうなれば聴講生としてちょっと雰囲気を味わうのも良いかなとも思っております。
m03a076ddot 2018.08.09 17:07 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
dot 2018.09.10 00:58 | 編集
管理人用閲覧コメントをくださったかた、ありがとうございます。

私もアラフォー(四捨五入で40歳?という定義でしょうか)でして、60歳で引退と考えるとまだ20年もあります。
日本では定年を引き上げるようですが、65歳や70歳になってまで働きたくないなぁという、消極的姿勢。
宝くじが当たればもっと早く辞められるのに…!
m03a076ddot 2018.09.10 15:32 | 編集
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