2018
02.17

国試後はどんな生活でしたか?

Category: ★学生生活
 国試の記事をこの前アップしたため、せっかくということで国試後から研修開始までの期間どう過ごしたか? ということについて。昔々に記事にしていたような気もしますが。

 国試が終わったら卒業旅行と称して海外に行く人が多かったように思います。しかし、前回の記事の通り自分には友人がいなかったので、卒業旅行なんてシャレたものに行くこともなく…。金銭的な面からも旅行はちょっと大変だと思っていたので、経済的にひとりで過ごしていたのです。

 でもねぇ、やっぱり根が真面目なんですな (自分で言うか)、国試が終わってからは「研修に備えて勉強をしよう!」と、感染症と輸液の勉強をしていたんですよ!!!! すごいでしょう。今の自分なら絶対に寝てるか喫茶店でぼーっとしてます。

 抗菌薬と輸液の知識は学生の時になかなか身に付きません。臨床の講義で微々たる回数の感染症学を勉強してもあまりイメージが湧かないというか (今の学生さんは違うかも)。そもそも自分の大学で感染症のみを扱った講義ってあったっけ? 覚えていないなぁ (あっても覚えていないようなものだった?)。輸液もほとんど講義なんてなかったように記憶しています。なので、最低でもこの2つはきっちりと勉強しておいて損はない、と考えておりますよ。でも4月になったらものすごく大変なので、この期間は勉強せずに遊んだ方が良いと思います、はい。

 自分は感染症の勉強をLANGEの『Infectious Diseases: A Clinical Short Course』でした記憶があります。もう試験からは解放されていたので、英語でも追われず自分のペースでゆっくり読めました。ゆっくりじっくりでも30日あれば通読できまるようにつくられています。ただ、Amazonで調べてみたら2013年版が最新のようで、ちょっと古くなってきたかな? 日本語で入門だと矢野晴美先生の『絶対わかる抗菌薬はじめの一歩』が良いでしょう。「あれ、2010年の本じゃないか!」と思うかもしれませんが、増刷時にきちんとアップデートしてくれているという親切さ! もうね、1-2日ですぐ読めてしまいます。1冊目に最適。できるだけ新しい増刷分を買いましょう。確認できる限りでは、2018年2月の段階で第14刷が最新かな? すごい売れてるなぁ、ロングセラーだ (羨望)。

 輸液は電解質から理解せねばなりませんが、自分はなんだったっけ、確か柴垣有吾先生の『より理解を深める! 体液電解質異常と輸液』を読んだような記憶。張度という考え方をしっかりと紹介してくれている本です。今でこそ張度はメジャーですけど、当時は日本で柴垣先生の本以外はきちんと記載されていなかったように思います (自分が読んだ本の中だけですが)。ただし、輸液関連はスターリングの法則が実は成立しない (glycocalyxの存在) というのがもう定説になっており、そこはこの本でカバーできていない部分。輸液に必要な部分のみを知りたいのであれば、同じく柴垣有吾先生の『輸液のキホン』という超薄い本でしょうか。ここでもスターリングの法則で説明されていますが、すでにこの法則は古くなっているというのは先述の通り。でも今は須藤博先生の『Dr.須藤の酸塩基平衡と水・電解質』など、電解質や輸液で読みやすい本も増えましたね。良いことです。

 結局は本の紹介になってしまったフシもありますが、自分は研修が始まる前にこういった領域の勉強をしていたのでございます。でもたくさん遊べるのも国試と研修のあいだだけかもしれないので、楽しい思い出をつくるのも欠かせないのでしょう。ということで、勉強はちょっと置いておいて、たくさん遊びましょう! 国試お疲れさまでした。
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