2016
04.10

花粉なんてね…

 春は花粉症が辛い季節、のようです。

 ”のようです”とは他人事みたいに聞こえるかもしれませんが、自分は花粉症ではなくてですね。

ある人「先生って花粉症ですか?」
自分「いや、花粉は大丈夫ですよ」
ある人「えーうらやましい。私ひどいんですよー」

 なんていう会話がこの時期はなされることが複数回。うらやましいうらやましいと言われますが


ハウスダストとダニで、鼻なんて一年中つまってますわ


 花粉なんてね、時期が限られているでしょ。こちとら年がら年中、開かずの間のような鼻なんじゃ。そんな心の声があるにはあるものの、発言しないようにしています。「花粉症じゃないなんてうらやましー」と言われた後にポロッとそう返したら「あ、すんません…」となって空気が微妙な感じになったことがあります。

 自分の鼻閉ピークは大学生の頃でして、せっせと耳鼻科に通っていたにもかかわらず全く鼻呼吸が出来ず大変でした。細かい味の違いが分からなくなりますし(あんの甘さもクリームの甘さもチョコの甘さも同じに感じる!)、ワサビのつーんとした辛さにめっぽう強かったですし(鼻が詰まっていると揮発性の辛さを感じない!)、朝起きたら口の中がカラッカラでしたし(舌と上顎が張り付く!)。名古屋に来てだいぶ良くはなりましたが、それでも両方の鼻でスーッと思う存分呼吸が出来ることはまずありません。いつもムズムズしてて予期せぬ時に鼻水がひどくなりますし、眼だって痒いし。「こういう時は大好きな漢方で何とかしたら?」と思うかもしれませんが、色々試してみたもののイマイチでございまして。何でこういう時にうまくいかないのだ…。自分は小児喘息はあったしアトピー性皮膚炎だったし今もアレルギー性鼻炎だし血液中の好酸球は白血球の18%くらいを占めるし(!)。アレルギーの申し子のような存在か。これで花粉症にでもなったら…と恐れ慄きますが、一年中調子が悪いから花粉症になっても気づかなかったりして。

 ちなみにうちの医局の教授は花粉症がひどいようでして「この時期はIQが50下がる」とおっしゃっています。でも知識の泉みたいな教授のIQは50下がってもちゃめちゃ高そうな気がせんでもないですが…。

 とはいえ、期間限定だからこそ苦しい、というのもあるのでしょうね、花粉症の方々は。一年中鼻がダメダメだとそれがデフォルトになるので、鼻が開通してモゾモゾしていない方が新鮮だったりします。しかしながら花粉症のみなさんは、平生は鼻に関して問題がないので、花粉症のこの季節が非日常的で耐え難いのでしょう、たぶん。ちなみに、ワセリンを鼻腔にしっかりと塗っておくと、花粉をワセリンがブロックしてくれてかなり楽になるようですよ。眼も痒い方は、眼の周りにも塗ってみてください。眼を軽く閉じて、その上からまぶた周囲に塗ります。「眼に入ってしまいそう」と思ったそこのあなた、大丈夫です。ワセリンはとても安全で、眼に入れても怖くありません(眼軟膏の基剤になっているくらい)。ハウスダストやダニでもO.K.だと想像しているんですが、さすがに一年中こんな症状なので、年間通してワセリンを塗り続ける気概はなく…。ちとめんどい。

 なんかこういう記事を書いていると鼻がムズって来ますね…。夏場に良く経験する”蚊がいると分かっただけで何となく身体が痒くなる現象”と同じような。
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コメント
管理人用閲覧コメントをくださったかた、ありがとうございます。

ご提示のものは、複雑ネットワークで説明できるのだと思います。
ご興味があれば、ハヤカワ文庫の『SYNC: なぜ自然はシンクロしたがるのか』や、中公新書の『私たちはどうつながっているのか』などを読んでみると面白いかもしれません。
治すというのはなかなか難しいことだと思いますが、「こうなっちゃいけない」「治さないと!」と思ってしまうと、実はそれが症状を強めてしまうという蟻地獄的な様相を呈します。単なる”現象”として見つめられるように、練習が必要なのだと思います。
変に構えずに、1つの現象をちょっと遠くから眺めるという気持ちを持つことが大切でしょう。
m03a076ddot 2016.04.13 02:38 | 編集
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