2015
09.30

激しさと静けさと

 前回の記事では、経済的な世界旅行を味わってきましたよーというお話をいたしました。

 今回は、栃木県の名所である”華厳の滝”について。世界旅行の翌日、「やはり一生に一度は荘厳な水の形の変化を見てみたいものだ」と思い、見学してきたのであります。日光東照宮にも行ったことがなかったのですが(というか栃木自体が初)、日程の都合上ちょっと難しく諦めました(陽明門が改修中らしいですし)。どちらも日光駅を拠点に行動するので同日に巡ってしまうことも出来たのですが、なかなかタイトなスケジュールになってしまうので、それよりはゆとりを重視。

 ということで、宇都宮駅から日光駅へ。この日光線は12時台は1本も運行していなくてびっくりしました…。13時過ぎの電車に乗ることになり、スタートがちょろっと遅れてしまうことに。

 日光駅は上品な建物。

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 そこから、中禅寺温泉行きのバスに乗ります。いつもなら片道40分で着くらしいのですが、さすがシルバーウィーク、渋滞しておりました。。。日光駅から華厳の滝の間に日光東照宮があるので、そのためにバスが遅々として進まず。日光駅から日光東照宮までは歩いたほうが早いよとバスの運転手さんも話していました。

 さすがに華厳の滝までは歩いていけないので、カタツムリのようなバスに黙って乗ります。我慢していると、ようやくスムーズな流れに。

 こんな道をひたすら走る。

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 ”いろは坂”という、やたらと急なカーブの多いところを通過してようやく到着なのですが、このカーブがやたら大変。なんでも、いろは歌の文字数48字(”ん”を入れて)と同じ数のカーブがあるから”いろは坂”なんだそうです。車酔いしやすいかたは要注意の難所になるかと。

 そして、華厳の滝近くになって再び渋滞。いやはや、結局120分かかってしまい、それはなんと通常期の3倍の時間! すっごく疲れてしまいました。

 料金も結構なものでして、日光駅からだと片道1150円! しかも高額紙幣の両替はしておりません。TOICAやSuicaを使えるのが幸い。

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 くたくたになって到着。標高が1000mを超えているのでとても涼しく、こころの空気が入れ替わるような感じ。

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 日光は”ゆば”が有名なので、どどんとプッシュしていますね。

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 さあ、華厳の滝に向かって歩きましょう。

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 と言っても5分で着いちゃうんですけどね。華厳の滝と反対方向に歩くと、中禅寺湖に向かうことになります。

 あ、着いた。早いなー。

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 ん?

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 まずは腹ごなしかしらね。ゆばコロッケを1つ。

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 ゆばの風味が衣とお芋さんに負けてしまっているかな…。ゆばもそんなに多く入っていないし。

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 ということで、五平餅もチョイス。

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 ででん。

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 ちょっと柔らかめ。もう少しご飯の食感を残した方が五平餅らしさがあるような。あとはタレがもうちょっと欲しいかしら。。。

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 何が本懐か忘れそうになりましたが、滝です滝。

 ここから見えるはず…。

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 おぉっ!

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 見えたっ! すごい流れですよこれは。こりゃ落ちたら助からんですね。藤村操はよく飛び降りましたな…。

 もう少し下って見てみると、おー。

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 すごいすごい。

 ズームで滝の始まりを。

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 この荒々しさ。この流れは普段2トン/secらしいですが、行った当日は台風の影響で4トン/secになっていました。台風ピーク時は60トン/secくらいにまではなったそうですよ。

 やはり、ここまで来たからには華厳滝エレベーターを使わない手はない。このエレベーターで降りることによって、滝のふもとから眺めることが出来るのです。

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 550円を支払います。もちろん往復料金(そりゃそうだ)。

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エレベーターを降りて、地下道を歩きます。

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 来た! みなさん記念撮影中。

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 海外からのお客さんも多かったのです。そう言えば京都の伏見稲荷大社も、自分が学生の時なんて外国の方々はほぼ皆無だったのに、今年の春にちょろっと行ったらもう国際色豊かになっていてびっくりしました。この華厳の滝も例外ではないのでしょう。

 では、前に出て撮影を。

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 おー。上で見るのとは別の迫力。水の流れる音が身体に伝わるのと、水しぶきがかかるのと。まさに”肌で感じる”という言葉通りでした。おかげでカメラのレンズがね…。

 滝の始まり。

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 落ちゆく様を。

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 そして下っていく。

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滝を囲む岩肌もまた雰囲気があるのです。

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 切り立ち柔らかさを感じないところが、滝の厳しさの側面を表していますね。

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 いやー、すごかったです、華厳の滝。周りの人たちも「おー」とか「わー」とか「すごーい」とか。そんな言葉しか出てこなくなるくらい、圧倒されるのであります。滝の音とか、流れ落ちる力強さとか、そういうのは実際に見てみないと分からないんだなと実感しました。

 帰りのエレベーターに向かう途中、メガネにやたらと水滴が付いていることに気づきました。

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 華厳の滝メガネ(水滴)でございますな。

 見終わった後はすっかり冷えきってしまいました。標高が高いので涼しかったのですが、水しぶきに当たったことで肌寒さを覚えたようでして。寒さには強かったんですけどねー、昔は。

それを見透かしたかのように…。

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 すいとん!

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 山盛りですよー。お大根がたっぷり。いただきまーす。

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んまい!


 何やこの美味しさは! 変な工夫をしていない、シンプルさで勝負したおつゆが絶妙や。くどくなくあっさりと、お大根に染みこむ味わい…。

 すいとんも。

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 美味しいわー。

 量もたっぷりあるし、冷えた身体が温まりますなぁ。おつゆも全部いただいてしまった。華厳の滝を見る旅は、このすいとんを食べるためにあったと言っても過言ではない…。

 夏場は例外でしょうけれども、滝を見た後で「寒いな…」と思ったらぜひこのすいとんを。そうお勧め出来るくらいにほんわかしたのであります。このすいとんが”隠れた本懐”であったと唸らせるくらいの実力。まさか滝が調味料的な存在に薄らいでしまうとは…。それほどこのすいとんは美味しかった。家でも作れそうな味なんですけど、それがまた良いんですよね。滝を見た後に食べてください。見る前だとそれほど感動できません、たぶん(力説)。

 さて、温まったところで、中禅寺湖も少しだけ見てみたい。滝とは反対方向に歩きます。

 おぉ、山に雲がかかっておる。

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 歩くことちょっと。広い湖が。これが中禅寺湖でございます。

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 穏やかな湖面。

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 実はですね、この案内板のイラストが示すように、中禅寺湖の水が流れていって華厳の滝になるのです。物静かな水が、あんなに激しい姿に変化するんですねぇ。イラストそのものを見た瞬間に「膀胱と尿道みたいだな」とふとよぎってしまったのは反省です。

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 これが大尻川。

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 湖と滝をつないでいます。この行末が華厳の滝になるのですねぇ。

 実はこの湖の先に二荒山神社中宮祠があるそうなのですが、時間が…。この時点で17時過ぎだったので。。。

 で、帰りのバスはちょろっと渋滞程度。1時間くらいでしょうか、日光駅に戻った時はもうこんなに暗くなっていました。

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 もう一回あれかな、行かないといかんかな、日光は。戦場ヶ原も見てないし…。
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コメント
これもまた、美味しそうな物のお話しですね。

沢山食べられる先生が、小食な私には羨ましいかもしれません。
元メイラックス減量中dot 2015.09.30 21:03 | 編集
滝、とても美しいですね。先生の写真がとても上手で、写真でも臨場感が感じられ感動します。こうゆう場所で食べるものって、なんだかいつもより美味しく感じます。。日光はステキな場所がけっこうありそうですね。
ノラdot 2015.09.30 21:47 | 編集
>元メイラックス減量中さん

ありがとうございます。
本当にあの”すいとん”は美味でした。
料理のみならず、空気も大事な調味料だなぁと実感いたしました。
m03a076ddot 2015.10.03 00:03 | 編集
>ノラさん

ありがとうございます。
あの音と流れと水しぶき。実際に感じてみるとまたすごい迫力でございますよ。
日光は渋滞していなければとても良いところだと思いました。
時間にゆとりがあったら色々と見て回りたいものです。
m03a076ddot 2015.10.03 00:05 | 編集
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