2015
09.15

秋づいてきましたよー

 9月も中旬になり、近くの公園ではセミの声が遠のいてしまっています。夜になると肌寒く感じる日も多くなり、セミと交代で鈴虫さんが鳴くようになっております。夏から秋の象徴へ、と言ったところでしょうか。

 こころなしか、晴天を見上げても夏のきつさは感じず、ちょっと爽やかさと哀愁の入り混じった、秋独特の気分にさせてくれます。秋は、夏と冬というはっきりした季節の間の移ろいでもあり、空気にもそれを思わせますね。凛としていながらも、どこかに僅かな陰をまとっているような。

 晴れた日に、ハナミズキと出会いました。

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 花はもちろんすっかり落ちていますが、陽の光を通す葉の透明感が素敵ですね。

 おやおや?

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 実がなっております。鮮やかな茜色。

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 総苞に包まれた蕾も見られ、早くも来春を告げているかのようです。

 こうやって実を介して秋空を見上げると、碧により茜が映えますし、また茜により碧も映えます。

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 実の色も葉の色も、そしてお互いが織りなす陰影も、全体の風景のごく一部なのかもしれません。しかし、代替の利かないたった1つの存在でもあります。ささやかで主張せず、全体の中ではちっぽけなもの。けれども大切な唯一性をしっかりと有している、それが”いのち”なのでしょうね。

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コメント
たかが一つ、されど一つ。

存在意義ですよね。
一つ一つがきらめく瞬間を感じられるときはとても幸せです。

疲れている時に、先生の写真を見ていると気付きが得られます。
ありがとう御座います。
さくらdot 2015.09.16 19:36 | 編集
>さくらさん

ありがとうございます。
全体の一部でありながら、かけがえのない1つでもあるというのは、素敵な矛盾なのかもしれませんね。
生きることや、人と人とのつながりというのは、そういうところから実感される印象です。
m03a076ddot 2015.09.19 02:39 | 編集
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