2015
09.07

米粉か小麦粉か

 名古屋は”ういろう”というお菓子でも有名ですが、”ういろう”そのものは全国の多くの地域で確認されます。山口や神戸や京都などなど。三重県の伊勢でもつくられておりますね。個人的には山口のういろうを食べてみたい(わらび粉が主原料だそうです)。

 名古屋は”大須ういろ”や”青柳ういろう”や”餅文総本店”が人口に膾炙したものだと思います。米粉を使っているのが特徴で、もちもちとした食感。おみやげとして長期保存が可能になっています。

 ただ、ういろうに関しては三重県の虎屋さんの方が好きなのです、実は。近接しているせいか、名古屋でも容易に入手できますよ(名古屋駅なら高島屋や名鉄百貨店にて)。”虎屋ういろ”は米粉ではなく小麦粉が主原料となっていて、そこが大きな違い。

 名古屋の米粉を用いたういろうは、もちもちではありますが、噛んでいると口腔内に絡みつく感じがどうしても出てきます。対して虎屋の小麦粉を使ったものでは、もちもちとしながらも歯切れの良さがあり、食感にも軽さが出ているのでございます。甘さも名古屋のものよりも控えめで上品。そこがポイント。

 虎屋さんは老舗なのですが、結構”攻めの姿勢”を持っており、”スイカういろ”や”メロンういろ”や”バレンタインういろ”など、期間限定でキワモノを繰り出してきます。このチャレンジ精神はナカナカなものですよ。

 自分が特に好きなのが、期間限定で9月いっぱい(?)の”おはぎういろ”です。”小倉ういろ”の間にもち米がサンドしてあり、おはぎを食べているような感覚にもなります。それでいてういろうらしさも忘れてはいません。

 今回は、スタンダードながら黒糖のまろやかな味わいが美味しい”黒ういろ”と、上述の”おはぎういろ”を買ってきました。こんな感じで包まれています。ずっしりとした重みが高カロリーをチラつかせる逸品。

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 開けてみると…。向かって左が”黒ういろ”で、右が”おはぎういろ”です。大きさの比較対象に、マーカーを添えて。

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 おはぎういろ。まさに”おはぎ”ですよね。これが美味しいのです。

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 こちら、黒ういろ。「ビバ黒糖!」というかたに食べていただきたいですね。
 
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 スタンダード中のスタンダード、”白ういろ”も良いですし”抹茶ういろ”も抹茶の香りが広がってナイス。名古屋のういろうは、悪く言えば口の中でのしつこさがあるのですが、三重県の虎屋さんの品々は、それがなくあっさりさっぱり。

 しかし、弱点がありまして、それは賞味期限の短さ。買った日の翌日までなのです…。上述のように名古屋のおみやげとして定着しているものはしっかり包装されており、恐らく加熱も十分に行なっているのでしょう、賞味期限が長いのです。だから簡単に駅で買えてしまうのが長所。虎屋さんのはそういうタイプではなく、出来上がったものを切ってそのまま並べて売っているので、いかんせん期限が短い…。だからたくさんは買えないんですよねー。むむむ。世の中そうそう簡単にコトは運ばない、と言ったところでしょうか。

 虎屋さんのもので長持ちするのは、虎虎焼(ことらやき)というベビーカステラ。はちみつ風味と伊勢茶風味がありますが、この前チラッと見た時はメロン風味という、これまたハイレベルなカステラを送り出していました。”ことらバッグ”に入った2袋セットがお勧めです。

 ちなみに虎屋さんのキャラクターはどこか可愛らしいトラさんでした。”ことらバッグ”にもこの子がデザインされていますよ。

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コメント
きましたね。虎屋さん。
三越の下にある和菓子ではなく、名古屋の高島屋の虎屋さん。
名古屋の出張の際には「ここのういろ以外はいらんよ」と申し伝えてあるので
たまに定番以外にも、チャレンジ商品もうちには持ち込まれます。
スイカは食べました。夕張のご当地チャラ「メロン熊」次元の破壊力ですよね。
老舗なのにすごいなと感服。
賞味期限は短いのですが、自己責任消費ということで一週間くらいは大丈夫です。。特に定番品は悪くはならないようです。
私切るの面倒なので、そのままうまい棒のように食べていますが、人には見せられない姿です(カロリーは忘れています)
さくらdot 2015.09.09 17:08 | 編集
>さくらさん

ありがとうございます。
老舗がチャレンジ精神を絶やさないのは素敵なことだと思います。
そのまま丸かじりは、すごいですね。。。
でもそれが一番美味しく食べられるかもしれません。
m03a076ddot 2015.09.11 12:47 | 編集
昨日赤福餅や虎屋ういろそれにへんば餅を
食べに伊勢に行こうと思っていたのですが、
渋滞がひどそうで滋賀県の多賀大社に行って
来ました。

多賀大社といえば糸切り餅。鳥居の前に
2つ店があってどっちにしようか、と思って
いたら、少し離れた所にも店がある事を知り、
今回はその店へ行ってみました。

糸で餅を切っているところも見せてもらえ
ました。

10個入りで700円弱でした。他の店よりも
100円程度高い。賞味期限もその日のうち
でした。他の2店は翌日迄だったから、
余分な保存料は使っていないのかな?

帰宅して頂きました。餅はいつも買うの
よりもやわらか。あんはあっさりしたこし
あん。素朴な味でした。10個は一瞬にして
なくなってしまいました。

ただ鳥居の前の店のうち1件では、糸切り餅
入りのたい焼きを1枚100円で売っていたそうで、
そっちも食べてみたかったと後悔しています。

行きは高速を使い渋滞もなく1時間弱、近江
八幡で名古屋にもあるバームクーヘンを
食べ、帰りは高速が渋滞しているようだった
ので3時間掛けて一般道で帰って来ました。

連休中のはお出掛けは鉄道利用がBETTERですね。







clearwater1122dot 2015.09.22 23:07 | 編集
>clearwater1122さん

ありがとうございます。
大型連休に渋滞は付きものですね。
糸切餅は見た目も可愛らしく、”糸切餅の天ぷら”なんてのもあるそうですね。
愛知県で言う”大あんまきの天ぷら”的な存在なのかもしれません。
糸切餅入のたい焼きも面白そうです。
伝統をアレンジするのは、諧謔心と勇気と両方必要だなぁと感じました。
m03a076ddot 2015.09.25 15:54 | 編集
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