2014
12.29

PTPとこころくばり

 お薬を処方されたり買ったりした時、多くの場合はアルミのシートに1錠ずつ入っていて、それを押し出して取りだすタイプの形です。これをPTP(Press Through Package)と言います。言葉で説明しても自分でもあんまり良く分からないので、実物がこちら。

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 良く見ますね。で、これなんですが、線の入っているところでシートを切ると、こんな感じ。

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 このギラリと妖しく光る、カクカクっとしたところが結構痛くてですね、「むむむ…」と思うのでございます。ちょっと優しくない。

 しかし、世の中には配慮をしくれている薬剤もあります。例えばコレ。

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 ちょっと”くびれ”がありますでしょ。シートを切ってみると…

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 お、あんまり痛くない。この丸みを帯びたシートには、並々ならぬ患者さんへの愛情を感じるんです。調剤をする薬剤師の先生にも優しいですよね、チクッと来ないので。

 しかしこんな風にちょっとした工夫をしてくれている薬剤は多くなく、ほとんどは一般的なくびれなしのカクカクシート形式になっているのでございます。

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 ちなみにペラペラなアルミで包装されているのもあり、これは痛くないですがちょっと開けづらい感じ。

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 高齢患者さんはこのシートごとお薬を飲んでしまったり、子どもはこのカラを飲んでしまったりという事故が起こることがあります。この角ばっているところが食道を突っついて穴を開けてしまうこともあり、注意が必要ですね。丸みを出した優しいシートでもそれは完全に防げず、患者さんにお薬を取りだすという説明と、親御さんにはそういう事故が起こる可能性があると言うのを知ってもらうことが大事。

 ちょっと話がいつものように逸れましたが、シートを割線で切った際の優しさにハナマルをあげたいのでした。実際は製薬メーカーがどういう意図でそんな形にしたのか分かりませんが。
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