2014
07.24

リリカ®を安易に使わないで!

 プレガバリン(リリカ®)というお薬があります。自分があまり好きでない(?)製薬会社のファイザーさんがつくって売り出しております。

 何のお薬か? 端的にいうと”痛み”に効くお薬。専門的には、神経細胞のCa2+チャネルにα2δリガンドとして結合し、神経細胞内にCa2+が流入するのを抑え、グルタミン酸などの神経伝達物質の放出を妨げます。これによって痛みに関与する神経細胞が余分に興奮することを鎮めて、疼痛を抑制すると言われています。更に、機序は不明ですが脳内のGABA濃度を上昇させるようです。以前にもこのブログで、疼痛への向精神薬として記事にしておりますね(→コチラ)。

 痛みを軽減する効果に加えて、患者さんの不安症状も軽くする作用も併せ持ちます。精神科医はこの不安軽減という作用を狙って処方することもままあります。特に統合失調症患者さんの得も言われぬ不安体験にも効果を示すため、大事な戦略だと自分は思っています。この抗不安効果がベンゾ離脱症状の軽減にも用いられることがありますが、ちょっと薬価が高いのであまりコスト的には優れていないかもしれません(75mgカプセルで130円弱)。しかもリリカ自体に乱用のリスクがあるともされています。

 そんなリリカですが、最近よく処方されています。コマーシャルで武田鉄矢が神経障害性疼痛の啓発をしており、またファイザーが整形外科や内科に売り込みをかけていることが大きな要因かと。これで痛みが軽くなれば患者さんもハッピーなのかもしれませんし、自分も使う時があります。

 ただし、精神科医として処方する医者に注意して欲しいのは



出すなら副作用を知って出してくれ!



 ということ。

 多いのが認知機能低下。いわゆる”リリカぼけ”というやつで。。。認知機能が落ちてきて認知症じゃないか? と言われている患者さんの処方を見ると、たまーにこのリリカが入っています。300mgとか600mgとか…。言うに及ばずこれを抜くと一気にシャキッとしましてですね。。。

 怖いのは転倒です。整形外科の先生は荒々しいのか(偏見)、高齢者にもいきなり150mg/dayからどーん! と開始してしまって、その結果患者さんはすっ転ぶわけです。しまいにゃ「精神科で出してる薬が悪いんじゃないか」とあらぬ疑いをかけられるなんて話も聞きます。自分は幸いにしてそういうことは経験してませんが。

 他にも複視(物が二重に見える)や浮腫、はたまた心不全なんてのもあります。Ca2+チャネルに作用するからでしょうか。それに対して無知であるというのは、患者さんの不利益です。何か患者さんが症状を訴えたら、まずは「今飲んでるお薬のせいじゃないか…?」と疑ってみることが何においても重要でしょう。リリカ飲んで心不全になって、そのせいだと気づかずに利尿薬やらβ遮断薬やら果てはサムスカ®なんて出しちゃうのは愚の骨頂と言えましょう。めちゃくちゃ高価です、サムスカ(何と15mg1錠で2000円以上もします!)。標準治療と比べて心不全改善率が全く変わらないとも言われています…(Izumi Y, et al. Therapeutic potential of vasopressin-receptor antagonists in heart failure. J Pharmacol Sci. 2014;124(1):1-6.)。患者さんを選んで使うべきなのでしょうね。

 痛みを訴えるのは、身体機能も衰えてきた高齢患者さんに多く見られます。もちろんリリカも実に良いお薬ですが、出し方を間違えると痛いしっぺ返しが待っています。特に高齢者であれば、効かないんじゃないか? というくらいの少ない量から出すというのが安全のためには欠かせません。12.5-25mg/dayから、若年でも25-50mg/dayから始めるべきだと思います。

 作用と副作用を知って使うこと。お薬というのは必ずと言っていいほど副作用があります。当然ですが、それについて知るということが大事。知らないことは余計な医療を招き、患者さんを不幸にしてしまいます。

 強調しておきますが、「リリカを使うな」というわけでは決してありません。それによって疼痛が楽になって生活が変わったと言う患者さんも実際に多いですし、自分だって必要だと思う時は使います。どんなお薬もそうですが、ベネフィットとリスクを鑑みることがとても重要であり、だからこそ”しっかり考えて”から処方するものです。”安易に”と但し書きを付けたのはそのためであって、絶対に使わないということではありませんので、お間違えなきよう。

→肝機能障害の出現があり、更には稀に劇症肝炎に発展することがあるようです。2014年9月に厚労省から製造元のファイザーに、副作用に加えるよう指示がありました。(2014年9月18日追記)
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コメント
あのCMですね。デパスもね他科の乱用から始まったような気がしますけどね。今でも肩こりで山ほどでます。
うたdot 2014.07.24 22:41 | 編集
>うたさん

ありがとうございます。
デパスもホントに出すのやめてほしいなぁ…と思います。
特に他科の先生は依存や離脱症状に疎いので、生兵法は大怪我のもとだと感じています。
m03a076ddot 2014.07.25 23:04 | 編集
お医者様からの貴重な情報、誠にありがとうございます。

私は、メイラックス1mg/day+ブロチゾラム0.125mg/dayで4年位経ったところで、(きっかけは感染症と思いますが)重篤な腰痛に。以後、リフレックス15mg/dayとリリカ150mg/dayが追加に。腰痛が少し収まってきた頃、短期記憶等に問題を感じ始めました。

そんな時に、先生の頁に到達しました。リリカは漸減して今は25mg/dayに。昼間の眠気が減少しました。リフレックスとブロチゾラムはいきなり止めてしまいました。(当初、寝付きが悪かったですが、次第に慣れてきました。ブロチゾラムを止めたからか、睡眠時間の割に睡眠満足度は高くなりました。リフレックスは、止める必要はなかったかもしれないと、思っています。) まだ腰痛が時折気になるので、リリカは当面、25mg/dayを維持するつもりですが、これもいずれ止めて、痛い時にロキソプロフェンを頓服として飲むことにしようと思っています。

メイラックスは、時間をかけてごく僅かずつ減らしていて、そろそろ0.5mg/dayにするところです。(こちらは、本当に用心深く、ゆっくりと減じています。)

主治医は、ベンゾやリリカに疑問を持っていないようですが、「減らしたい」という希望を否定はしないので、自分のペースでゆっくり減らそうと思っています。ヒステリー球とか出そうな気がしますが、漢方も出してくださる先生なので、そちらでの対応を期待しています。リリカはカプセルなので、少しずつ減らすのが面倒ですが、そこそこ長時間性のようなので、2日に1回といった減量もできるのではないかと、思っています。

貴重な情報、重ねて御礼申し上げます。
メイラックス減量中dot 2014.07.30 22:29 | 編集
>メイラックス減量中さん

ありがとうございます。
現在なさっているように、ゆっくりと慎重に行なっていくのが大事だと思います。
亀の歩みでも一歩一歩進んでいることに間違いはありませんので。
リリカも良いお薬なんですが、やはり使い方がとても重要だと考えています。
m03a076ddot 2014.07.31 07:48 | 編集
お教え頂いたように、慎重にすすめます。

またの記事、楽しみにしております。
メイラックス減量中dot 2014.07.31 22:43 | 編集
>メイラックス減量中さん

ありがとうございます。
慎重さが何よりです。
m03a076ddot 2014.08.02 12:39 | 編集
300m/日で飲んでます

副作用は人それぞれなので貴重な意見です。

私の場合、胸部から腹部に不快感がでました。
痛みでフラフラだったので副作用でめまいが出ようが気が付かない程の重症でしたので、
そのまま飲み続けて3年に成ります。
kodot 2014.11.14 10:35 | 編集
>koさん

ありがとうございます。
その副作用は錯感覚かもしれませんね(添付文書上では0.3-1%に出るようです)。
副作用は人それぞれで出かたも異なり、仰る通りと思います。
貴重なご報告、ありがとうございました。
m03a076ddot 2014.11.15 11:12 | 編集
先生のブログ、食べ物の記事等、読ませて頂いております。

おかげさまで、メイラックスをやめることができました。(他のベンゾ等は、メイラックス減量開始前に、やめています。)
1錠→3/4錠→1/2錠→1/4錠→1/8~1/6錠と、徐々に、最後の方ほど減量のペースを遅くしながら、5ヶ月かけました。1/2錠にした時に一時的に眠りにくくなりましたが、他はさほどの症状はありませんでした。(今も漢方薬は処方してもらっています。)

ありがとうございました。

P.S. 新天地にて、ご活躍になられてください。
メイラックス減量中dot 2015.01.08 21:25 | 編集
>メイラックス減量中さん

ありがとうございます。
お薬をやめることが出来たとのこと、良いことだと思います。
あとは、生活というか養生の仕方ですね。
お薬をやめたけれども逆に生活が苦しくなるということが無いように、生活やこころを見つめていくのが良いと考えています。
新天地についてもありがとうございます。臨床をほとんどしなくなるので、療養生活として身体を改善させていこうと思います。
m03a076ddot 2015.01.10 09:02 | 編集
返信、誠にありがとうございます。

生活などについても、お陰様でさほどの変化は無い状態です。

ご自身の心身、大事になさってください。
メイラックス減量中dot 2015.01.12 09:19 | 編集
>メイラックス減量中さん

ありがとうございます。
医者の不養生を反省して、療養に励みます。
m03a076ddot 2015.01.14 22:08 | 編集
ラミクタールを飲み始めてからずっと複視のままです。
最近は目が腫れています。
また、デパケンを飲み始めたら軽い認知症の症状と言葉のもつれが出ました。
今はもう飲むのをやめていますが今でも記憶力が帰ってきませんし、言葉のもつれもほとんどそのままです。
精神科の薬は安易に続けるべきではないというのが私の実感です。
audot 2015.02.14 10:07 | 編集
>auさん

ありがとうございます。
仰るように、精神科のお薬は安易に開始すべきでもないですし続けるべきでもないですね。
ただ、お薬を必要としている患者さんがいるのも事実であり、そういった患者さんをしっかりと見定めて必要な量を必要な期間使うことが求められていると思います。
m03a076ddot 2015.02.18 07:34 | 編集
管理人用閲覧コメントを下さったかた、ありがとうございます。

あまり知られていませんが、リリカにも離脱症状は存在します。ただ、そのリスクは低いと言われてはいます。
どんなお薬でもいきなりやめたらそのリバウンドが来ることがあると覚えておいたほうが良いのではないかと思います。
m03a076ddot 2015.04.06 23:31 | 編集
先日親から相談があって
「原因不明の腰痛がある友達が可哀想で」
というものだったので、そのお友達に話を聞くと
ちょっとヘルニアがある程度でリリカ300出されて
二ヶ月間吐きまくってちっとも効かないと(驚きの整形)
さらに、この薬で効かなければもうダメだと言われたと(ひどい整形)

少し鬱っぽかったし、夜は腰が痛くはないし眠れるというので(ヘルニアなら夜も痛かろう)
心療内科を紹介しました。
そこで、先生に丁寧にお話を聞いてもらい、抗不安薬の軽いのを出されたようで
リリカをやめた所…腰痛も収まってきているようです。

●田○也のせいにはできませんが…これはひどいと思った使い方でした。

もちろん一部の先生方ですが、そこの総合病院での整形外科のリリカ使用率の高い事。年寄りにそんなに大量処方して大丈夫なのか??と心配になりましたよ。


うたdot 2015.04.08 11:55 | 編集
>うたさん

ありがとうございます。
リリカは整形外科で結構処方されていますね。
”リリカぼけ”とも言われる認知機能低下も副作用にありますし、300mg/dayを使用するにしてもちょっとずつの増量を経てなされるべきだと思います。
NSAIDsと同じような軽い気持ちでは出さないほうが良いとは思っています。
m03a076ddot 2015.04.08 16:02 | 編集
私は、まずリリカ25mgを飲むかどうかを、神経科医に、相談しました。実は、頸椎椎間板ヘルニアと診断されて、1年以上になります。いつも、いつも、肩が痛くて困っている旨を相談したら、神経科医が、整形外科の先生に文書を郵送します、と仰ってくれました。その手紙を受け取る先生が、どうご判断
するかなのです。
信頼できる先生ですので、どう、結論するか?
私が、整形外科の先生に相談するのが先だとお思いでしょうが、神経科医に相談していました。色々な分野に多けているからです。
リリカは、確かに、25mgは、一時飲んでいましたが、胃を
やられて、止めて頂きました。
痛みをとるか、リリカを取るかでしょうか?
きぬdot 2015.04.17 12:35 | 編集
>きぬさん

ありがとうございます。
リリカは正しく使うといいお薬だと思っています(どんなお薬も正しく使えばいいお薬ですが)。
痛みかリリカかという二者択一的なものとせずに、ごく少量のリリカ(例えば12.5mgからゆっくり増量など)で痛みを少し和らげ、痛みがあっても活動の幅をちょっとずつ広げていくことも大事だとは思います。
痛みにとらわれていると、生活がそれへの注目となってしまって他のことが相対的に小さくなります。そうなると、生活の色合いが乏しくなり、ますます痛みが強くなります。
そのとらわれに気づき、どのように向き合っていくかを考えることも重要かもしれません。
m03a076ddot 2015.04.18 11:15 | 編集
お返事を頂き、ありがとうございます。
気になることが一つあるのですが、ごく少量のリリカに、12.5mgという量があるのですか?それでしたら、有難いです。
明日、精神科医から整形外科の先生に、手紙が届いていると、思われます。決断を下すのは、整形外科の先生です。
先生も、精神科医なら、私の主治医のお気持ちもわかるでしょう?主治医は、自分の薬を減らしてでもいいから、患者に、リリカを飲ませたい、という気持ちで、ご尽力頂きました。
私は、前を向いています。決して、暗くはないです。
これからも、生きていかなければならないですから。
きぬdot 2015.04.20 15:54 | 編集
>きぬさん

ありがとうございます。
リリカは最小カプセルが25mgですが、カプセルを外してそれよりも少なく処方することは可能です。
痛みについては、リリカ以外にも対処可能なお薬もあるため、色々と相談してみても良いのかもしれません。
ただ、痛みに悩む患者さんは実に多いと感じています。
とらわれが増すとさらに痛くなり、それが次なるとらわれを産むという負のループに入っている患者さんがいます。とらわれに気づき、痛みをあるものとして見つめ、人生の大事なことに目を向けていくことも必要かもしれません。そうしていると、痛みのほうから少しずつ離れていってくれることもあります。
m03a076ddot 2015.04.21 01:46 | 編集
管理人用閲覧コメントを下さったかた、ありがとうございます。

間違ってほしくはないのですが、自分はリリカを勧めているわけではありません。
診察もしていない患者さんに「この薬を」と言ってしまうのは怖いことだと思っています。
これまでのコメントをもう一度ご覧頂ければ「リリカは正しい使い方をすればいい薬である」との言い方をしているにとどめていることがお分かりかと思いますし、リリカ以外のお薬でも対処可能なものがある旨の記載をしています。
そこはお間違えのないようにご注意ください。
m03a076ddot 2015.04.29 21:29 | 編集
先生。
私は、整形外科の先生に、最初25mgを勧められましたが、先生の分野の薬を飲んでいるので、病気は、リハビリと、湿布と、面談で治して行きましょうとなりました。そして、注射の
治療もあるそうです。
リリカを与えなかった先生は、精神安定剤、睡眠導入剤を飲んでください、私から出すお薬はありませんと、仰いました。
そして、、私は、甲状腺を悪くして、橋本病と言われ、橋本病
の薬を飲んでいます。
観点は、それてしまいましたが、先生も、心の病を治す先生ですね?
内科、外科がパニックになります。歯医者にも、歯には、悪い
要素があると、仰っていました。
精神安定剤を飲んげいるために、他が悪くなっても、お薬を出してくれません。
困惑しています。
1か所入力ミスがありましたことを、お詫び申し上げます。
匿名dot 2015.09.19 09:05 | 編集
>匿名さん

ありがとうございます。
リリカが全てではなく、整形外科の先生が仰るように、リハビリや面談も重要だと思います。
大切なのは、患者さんと医者の連携でしょう。
そして、どの科でも最も基盤となるのは日常生活の養生だと思っています。
その点を見定めて、日々の生活に取り組むことが求められるのだと考えています。
m03a076ddot 2015.09.25 15:43 | 編集
ご無沙汰しております。
幾度となく、ベンゾの減量のご相談をさせていただいた匿名です。

現在服用中のベンゾは眠前のベンザリン0.15mgのみです。
減量に伴う離脱症状も特に出現しておらず、あと少しで止められるというところまで来ました。
あの時もなか先生にご相談出来なければ、自分はまだ闇の中をさ迷っていたことと思います。
本当に感謝しております。

またご相談になってしまい恐縮ですが、よろしくお願い致します。

ベンゾが0になる時が一番身体に負担がかかり、離脱症状も出やすいというイメージがあります。
ですので、先生がベンゾの記事にお書きになったように補助薬としてプレガバリンを飲むことにしました。
現在25mgを服用中です。
まだ服用を開始してから1週間も経過していませんが、色々と変化が出てきましたので以下に記載します。

・自閉症スペクトラムに由来していると思われる過敏性が緩和されている
・食欲が増してきている
・筋肉のぴくつきが無くなった
・頭を動かした時に軽い目眩を感じる

以上です。

たった25mg服用でこれだけの変化があり、ちょっと戸惑ってしまうといいますか、恐怖を感じてしまいます。
特に過敏性と筋肉のぴくつきへの効果に驚愕しました。
なお主治医の先生は不安症状に処方することがあり、150mg/dayくらいは服用しないと効果が現れないだろうと仰っていました。

想定外の症状へ効果が現れ、楽になったのは嬉しいのですが、プレガバリンを止めるとまた症状が戻って来てしまうのでしょうか?
匿名dot 2015.10.20 20:33 | 編集
>匿名さん

ありがとうございます。
プレガバリンは150mgまで使わずとも、12.5mgや25mgで明らかな効果/副作用が出る人もいます。
増やすと逆にボーッとしてしまうこともありますので。
「脳の絡まりが少しほどけた」と表現する患者さんもおり、過敏性の緩和に働くのかもしれませんね。
中止するとどうなるかは、服用期間にもよるかと思います。特に疼痛に関しては、スパっと効果を発揮した場合、半年くらいキープしてから漸減中止すると、その効果が持続することもあります。他の症状は中止によってじわじわ復活することが多数(全てではないですよ)でしょうか、自分の経験では。
プレガバリンも、やめる時はゆっくり減らすのが原則です。短期間の服用であればそれほど問題ないかと思いますが、75-300mg/dayなどではゆっくりが基本になります。
m03a076ddot 2015.10.21 10:05 | 編集
いつもご丁寧なお返事ありがとうございます。

やはり少量でも効く人には効くのですね。
過敏性の緩和の他には、元気になる(テンションが上がる)という作用が現れているように感じています。
何となくベンゾと似ている感触があり、離脱症状緩和に使われるのも分かる気がします。

もなか先生の仰るように、減量する際はゆっくり進めていこうと思います。
中止すれば症状は戻ってくるものと思い、対策を考えていこうと思います。

他の記事のコメントで目にしましたが、現在大学院のほうは、研究用のサンプルを収集されているのですね。
勝手ながら、もなか先生にはゆくゆくはリーダーとして、日本の精神医療を牽引して頂きたいと思っております。
大学院でのますますのご活躍をお祈りしております。
匿名dot 2015.10.21 21:28 | 編集
>匿名さん

ありがとうございます。
どんなお薬も患者さんとの関係性で考えるものだと思います。
こちらが「こんな量じゃ効かんだろうな」と思っていても、人によって全く異なるというのは興味深いですね。
将来的には、早めに引退して余生を過ごす気満々でして。
上に行くぞ! という気もなく(実力的に行くのも難しいですが)、大学院が終わって博士が取れたら研究もしなくなるでしょうし。
身体的に忙しく働くのもキツく、今はリハビリのような感じです。
やはり、東京湾のヘドロのように、底のほうで人知れず沈殿しているような行き方をしようと思っています。
m03a076ddot 2015.10.24 09:38 | 編集
管理人用閲覧コメントをくださったかた、ありがとうございます。

リリカはちょっと不思議で、GABA受容体に直接作用することはあまりないようです。ベンゾとは別の作用があるのかなと感じています。
記事にもありますが、神経細胞のCa2+チャネルにα2δリガンドとして結合し、神経細胞内にCa2+が流入するのを抑え、グルタミン酸などの神経伝達物質の放出を妨げます。要は神経の興奮を鎮めてほどよくしてくれるイメージを持つと良いでしょうか。
m03a076ddot 2015.11.16 00:31 | 編集
先生。
非情に不安なことがあります。私は、本当に、リリカ25mgと、トラマールOD錠プラミール錠、と同時に安定剤も飲んでいます。こんなに飲んで、大丈夫かとは思いますが、2日飲んだところ、何とか持ちました。
リリカと、安定剤とは、相性がいいのでしょうか?とても不安です。
匿名dot 2015.12.29 07:25 | 編集
>匿名さん

ありがとうございます。
必要なお薬は飲むべきでしょう。何が必要かそうでないかは疾患や状況によって異なります。
相性が何を指すのかは良く分かりませんが、リリカは薬剤相互作用がとても少ないので、その点では大きな心配の必要はないかと思います。
何にせよ、不安なことがあれば担当の先生と良く話し合うことが大切です。
m03a076ddot 2016.01.01 13:02 | 編集
元旦の先生のご解答には、恐縮しています。ありがとうございます。リリカ25mg、トラマールOD錠、プラミール錠を、
1週間飲んで、自信が付きました。後は、精神科医と、整形外科の先生同士で、書簡をなさっているそうです。ありがたいです。
これは、リリカから、話がそれますが、私は、橋本病になりました。ここの先生とも、書簡があるそうです。
先生。それぞれに、必要なお薬がある、という先生の仰る通り
だと思います。
ただし、リリカ25mgは、飲んでも大丈夫になりましたが、
75や、150は、多分危険かと思われます。25で治まって
いるのでしたら、それが一番いいのですね。
匿名dot 2016.01.05 03:04 | 編集
>匿名さん

ありがとうございます。
リリカは多くの人に十分な効果をもたらすには150-300mg/dayとされています。
ただ、それより少ない量で効果を感じる人もいるので、必ず150-300mg/dayにしなければならないというわけではないでしょう。
漢方でも同じ方剤が1包で効く人もいれば4包使う人もいますし。
人によって、また同じ人でも状態によって”効く量”は異なってくるのだと思います。
m03a076ddot 2016.01.06 12:26 | 編集
失礼します。質問宜しいでしょうか。
ベンゾの置換にリリカを用いる際、個人差はあるかと思いますがどの程度の量と期間で依存が形成される事が多いですか?
また、リリカ減薬は4分の1の量を2週間ごと、といったペースで構いませんか?
お教え頂けたら嬉しいです。
kaldot 2016.01.15 10:49 | 編集
>kalさん

ありがとうございます。
ベンゾは1ヶ月でごく少数、8ヶ月で半数近くが依存を形成するとされており、離脱症状の出現はそれを参考にすると良いかもしれません。
リリカの減量については、コンセンサスがないため不明です。個人的な印象では2週間は短いかと思っていますが。
量も1/4で済む時期もあれば後半はもうちょっと少なくしなければならない時もあるでしょう。
ただし、個人差は必ずあります。パッと切っても全く何も生じない人もいます。
1/4の減量継続で問題ない人もいるでしょう。
正解がないというのを覚えておいてください。
m03a076ddot 2016.01.15 11:35 | 編集
現在、リリカを減量し始めたところで気になる自覚症状があり、いろいろ調べてこちらに行きつきました。質問をさせていただいてもよろしいでしょうか。

頸椎椎間板ヘルニアと後頭神経痛で、とにかく頭痛がつらくて、整形外科の先生に処方してもらい、75mgを一日2錠飲んで5週間、目の見え方に変な感じが出て、三日前から50mg×2に減量中です。

やめて直ぐに目の見え方は改善されたのですが、ほてりと顔面のピリピリ、ムズムズ感、軽い歯痛、心臓がドキドキしていないのにドキドキしているような感覚と、変なソワソワ、イライラ感、寝汗などが出てきました。

リリカ減量時の離脱症状の記載にのっているような症状もあるし、載っていない症状もあるしで困惑していますが、リリカ減量時にこんなこともあるのでしょうか。別の病気を疑うべきなのかとも考えていますが…

整形外科の主治医と薬剤師には出来るだけ早く相談するつもりですが、先生のご意見も伺えれば幸いです。

アキモトdot 2016.05.19 09:52 | 編集
>アキモトさん

ありがとうございます。
離脱症状の可能性ということであれば、あると言えるでしょう。
しかし、”可能性”というのが大事です。可能性はあるけれども、それは離脱症状であると断定は出来ません。
服用量や期間からすると、離脱症状であれば1週間程度で落ち着くものと思いますが。
何にせよ離脱症状というのは様々な症状が出るので、可能性があるかと聞かれれば「ある」としか答えられないのです。
もちろん、薬剤師の先生や主治医の先生にも相談をしてみることが大事でしょう。
m03a076ddot 2016.05.22 18:17 | 編集
もなか先生
気楽にリリカを飲んでしまい、ひどい精神症状を発症しました。リリカを飲む前に脳の状態に戻す方法はないのでしょうか?多幸感から一気に鬱です。そのせいで双極性障害だと言われ始めました。精神科の先生はリリカ自体がいかに多幸感を生み出すか知りません。もうこれ以上薬は飲めません。
dot 2016.11.06 14:10 | 編集
>咲さん

ありがとうございます。
お薬は分解されていくので、まずはこころのゆとりを持つことを最優先にして生活をしてみましょう。
どうすればいいかわからなくなると、いろんなことに手を出してかえっていっぱいいっぱいになりがちです。
足元をしっかりと確認して、日々の生活のゆとりを大事にして過ごすことが脳にも良いかと思います。
m03a076ddot 2016.11.10 22:37 | 編集
管理人用閲覧コメントをくださったかた、ありがとうございます。。

たしかにリリカは弱めの気分安定薬としての作用があるので、それによって気分の波が落ち着くこともあります。ただ、本流の治療でうまくいかない時の変化球としての立場で、しっかりとした研究は少なく推奨には至っていません。
治療薬は多くありますが情報が多すぎるので、日本うつ病学会の作成したガイドラインに目を通していただくと良いでしょう。
とても詳細で優れていると思います(PDFですが→http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/mood_disorder/img/120331.pdf)。
患者さん本人に病気のことを理解してもらおうとするのはかなり大変で、お互いの考えの押し付け合いになると事態は悪化していってしまいます。
接し方としては、例えば『病気じゃないからほっといて』という本を読んでみると良いかもしれません。
また、ご存知かもしれませんし内容は浅めではありますが『双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本』というのもご家族が読むには適したものだと思います。
m03a076ddot 2016.11.19 09:48 | 編集
管理人用閲覧コメントをくださったかた、ありがとうございます。

短期的に解決を図ろうとするとお互いが焦って良い結果にならないことが多いかと思います。
腰を据えて本当に少しずつ、それが結果的に良い方に向かってくれると感じています。
m03a076ddot 2016.11.25 21:47 | 編集
管理人用閲覧コメントをくださったかた、ありがとうございます。

リリカも合う合わないがあるので、その辺りで慎重になるのかもしれませんね。
いずれにせよ、各科の先生と薬剤師の先生とがコミュニケーションをとって、あらぬ作用をもたらさないようにするのが大事なのだと思います。
m03a076ddot 2017.02.12 22:28 | 編集
管理人用閲覧コメントをくださったかた、ありがとうございます。

各科の先生と薬剤師の先生が連携をとってくださっているようですね。
難しい点や分からない点も多いかと思いますが、時間を見つけて少しずつ疑問点を聞いてみることも大事だと思います。
m03a076ddot 2017.02.17 09:18 | 編集
管理人さん
私は、あることがきっかけで、リリカ25mgを処方してもらえるようになりました。整形の先生がロコアテープと云う、最近出たいいお薬をお出しして、よく効くと思っていたら、メンタルの先生からドクターストップが係り、流石に私も怒って、
だったら、せめて、リリカ25mgだけでも承諾してくださいと、頼み込みました。リリカは、2010年に発売されて、メンタルの先生は、ベテランなので、私が大学で勉強していた頃は、ないお薬でした、今は、現代医療ですから。
可哀想なのは、整形の先生です。いつも、メンタルの先生に伺いを立てるようになりました。
私も、加齢になり、消化器内科、整形外科、メンタルと係っていて、病院通いも大変です。リリカは、いいお薬ですが、ロコアテープを止められたのは、残念です。炭酸リチウムが原因です。もう一つ、旧リーマスで、橋本病なり、まだ、お薬を飲んでいます。もう、2年位です。
やはり、メンタルの薬を飲んでいると、他が可笑しくなるような気がします。私の主治医には、もっと現代医療をお勉強して
頂きたいです。
リリーdot 2017.02.19 14:02 | 編集
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