2015
01.24

リンドバーグ的な

Category: ★精神科生活
 年配の女性患者さんですが、長年リルマザホン(リスミー®)を1錠頓服で飲んでいるかたがいます。他の内服は一切なし。ドラッグフリーでもいけるんちゃうかなと考えて「リスミーなしにしてみても大丈夫かなと思ってるんですけど」と切り出してみたら



「やっぱりあると安心でね」



 とのこと。「お守りみたいなもんでしょうか」と聞くと「そうですねぇ」と笑います。頓服で使うだけだし、それなら無理にやめんでも良いかなー、と思って外来を続けているのであります。

 ただちょっと面白いのが、この患者さんはリスミーを間違って覚えておりまして、外来でいつも




「先生、いつものキスミーちょうだい」




 おぅ、何と官能的。。。

 可愛らしいなぁと思いながら、毎回処方という名の接吻を差し上げているのでございました。
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コメント
先生 こんばんは。

ふふふ,なんと穏やかで刺激的な診察室なのでしょう。「今すぐ」「世界で一番・・・」というフレーズが浮かびます,何と官能的!!

先生,わたくしドラッグフリー8日目でございます。10日経ったらご報告予定でしたがこの記事に触発されまして。。。
annedot 2015.01.24 18:41 | 編集
先生、それは面白い診察室の話シリーズでも作って収納してください!!

主治医「おい、ウルトラマンじゃない」
患者「??」
主 両手ピースマークをにょきにょき
患「バルタン星人の真似?」
主「そうサインバルタンではねーよ。サインバルタだ」

精神科の薬は可愛い名前が多いのですよ
うたdot 2015.01.26 13:58 | 編集
先生。

お陰様で、ドラッグフリー(漢方は飲んでますが)になって、しばらく経ちました。

何と微笑ましいお話でしょう。楽しく笑える記事、期待いたしております。
メイラックス減量中dot 2015.01.27 01:34 | 編集
先生 おはようございます*・ωq


私も だいぶんお薬が減りました^^*


ところで 先生の患者さんに 吃音で悩んでらっしゃる方はおられますか?

どうすれば治るのでしょうか?

最近 舌が回らなかったり 言葉がスムーズに出なかったり どもったりして人と話すのがイヤなのです。

私は軽躁の時は ペラペラと喋りまくって『うるさいわ!』と言われてしまったことがあるくらいで
そのようなときは吃音は全くないので それも不思議ですp(´⌒`q)

こんひゅすぱいdot 2015.01.27 08:49 | 編集
>anneさん

ありがとうございます。
素敵な言い間違えだと感じています。
ドラッグフリーは、しっかりと焦らずご自身を観察された結果ですね。
m03a076ddot 2015.01.28 07:57 | 編集
>うたさん

ありがとうございます。
今回のキスミーはかなり衝撃的でした。
お薬の由来はナカナカ面白いものが多いですね。
ルーランは”lul”という言葉が由来になっていて、これは”赤ちゃんをあやしなだめる”というところから来ているそうです。柔らかい母性的なイメージですね。
m03a076ddot 2015.01.28 08:17 | 編集
>メイラックス減量中さん

ありがとうございます。
お薬がなくなったのは何よりだと思います。
日常生活のほどよさを考えながら、暮らして行くのが良いかもしれませんね。
様々なことにとらわれるとこころが硬くなっていくのだと思います。
キスミーおばあちゃんは、本当に愛らしい存在です。
m03a076ddot 2015.01.28 08:29 | 編集
>こんひゅすぱいさん

ありがとうございます。
吃音はチックと密接な関係性にある状態と思います。
なので、自分はチック用の漢方薬を吃音にも用いますが、やはり大事なのは”吃音を止めようと思わないこと”と考えています。
止めようと気にすればするほどますます強くなっていくものなので、吃音を漂わせるような練習が良いのだと思います。フランクルという精神科医は、”どもり”に対して「もっとどもってみなさい」と患者さんに言って治療していたそうです。
軽躁状態は「よっしゃーやったるで」的な状態になることが多いので、普段の悩みを気にしなくなる傾向にあります。よって、チックや吃音も軽快することが多く見られます。
m03a076ddot 2015.01.28 08:34 | 編集
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