2013
07.15

ベッタベタやん

Category: ★精神科生活
 アリピプラゾール、商品名はエビリファイ®と言いますが、これは抗精神病薬の1つで、日本の大塚製薬がつくりました。2013年6月には”うつ病”への適応(増強療法として)が取れましたね。強迫性障害の増強にも少量投与はかなり効きまして、こちらも適応を取って欲しいなぁと思っています。

 一般的に抗精神病薬は「少量で賦活、多量で鎮静」と言われます。非定型に限ったことではなく、定型の時代でもそれは言われていました(←これ重要)。でもその差が明確なのが非定型で、その中でも最も明らかなのがエビリファイだと思っています。パーシャルアゴニストという不思議な薬剤ですが、シナプスにある受容体の数との兼ね合いでその振る舞いが”アゴニスト”になるか”アンタゴニスト”になるかが変わってきます。もちろんエビリファイの量によっても変わってきます。

 なので、投与量と受容体数の両者を考慮しなければなりません。しかも受容体の数は実際に見ることが出来ないため、臨床的なさじ加減が重要。基本的には「少量で賦活、多量で鎮静」という性格が最も強い抗精神病薬と考えるのが良いかもしれません。ただ、鎮静の絶対的な強さは鎮静系に劣ります(オランザピンとかクエチアピンとか)。賦活と鎮静の相対的な差が大きいというのがエビリファイの特性でしょうか。

 ちなみに大塚製薬のMRさんは、「アメリカで最も売れてる抗精神病薬です!」と言ってはいますが、これは他の抗精神病薬は既にジェネリックが出ているという事情もあることを忘れてはいけません。単にエビリファイが優れているから売れているというイメージを抱きがちですが、決してそうではない。アメリカはジェネリック大国ですからね。そのエビリファイも2015年くらいには確かジェネリックがアメリカでは出るはずなので、売上がガクンと落ちるでしょう。

 さてさて、そんなエビリファイですが、イメージキャラクターはご存知サンリオのシナモロールです。タイアップ商品をこれまでこのブログでも紹介して来ました。今回もそれをお見せするのが目的でしたが、相変わらず前置きが長かった。。。

 今回はマウスパッド。こんな感じ。

PA0_0618.jpg

 おや、何か持っていますね…。拡大してみると…

PA0_0617.jpg


エビフライ!



 エビリファイとエビフライ。ちょっと似てることからこんな脂っぽいもの持たされて、シナモンちゃん…。笑顔を振りまいてますけど、手ぇベッタベタですよ。。。後でしっかり洗って下さい。

 エビフライで思い出しましたが、エビリファイはなかなか患者さんが名前を覚えられないお薬。”エビリファン(おしい!)”とか”エビリファイブ(なんか5になったよ!)”とか。秀逸なのが



エブリワン



 違う意味になっちゃったよ!

 そんなエビリファイでございました。
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コメント
こんばんはヾ(●・v・人・v・○)ノ


シナモンちゃん可愛いですね笑

私が一年半ほど飲んでいたリスバダール(錠剤)のリスのキティちゃんも可愛いですが

リスバダールは イライラや興奮を抑えるために処方してもらっていたのですが
飲んでいた期間に体重が6キロほど増えました


よく『リスバダールは太るよ』と聞きますが
不思議です〃δωδ〃

飲まなくてよくなったら 自然に体重は戻りましたよ

こんひゅすぱいdot 2013.07.15 21:13 | 編集
あっ

リスパダールです

間違いましたp(´⌒`q)
こんひゅすぱいdot 2013.07.15 21:16 | 編集
>こんひゅすぱいさん

ありがとうございます。
リスパダールは太りますね。セロクエルとかジプレキサもやっぱり太ってしまいますし、特に女性にとっては問題が大きいところでございます。ロナセンやエビリファイは体重にあまり影響しない部類かと思います(ルーランはちょい太りくらいでしょうか?)。HT-2c受容体とH1受容体に作用するお薬はどうしても体重が…。
ただ、リスパダールで体重が全然増えない患者さんもいて、なかなか奥が深いものです。受容体の遺伝子多型なんてのが絡んでいるかもしれません。
しかし、シナモンちゃんの可愛さは異常でございます。エビフライなんか持っちゃってサービス精神旺盛ですね。
m03a076ddot 2013.07.16 02:02 | 編集
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