2012
07.27

医者のお手本

Category: ★本のお話
『ドクターズルール425 医師の心得集』
『ドクターズルール238 医師の心得集 第2集』

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 こんな本があります。その名の通りで、医師の心得を集めたもの。テストには役立ちませんが、医師としての姿勢を見せてくれます。新書タイプの大きさなのでカバンにもすっと入りますし、暇な時にパラパラめくると意外な発見があって飽きません。

 どんな心得があるか?少しご紹介すると

優れた臨床医は自分が何を知らないのかを知っている。
The good clinician knows what he or she does not know.

可能ならすべての薬を中止せよ。それが不可能ならば、できるだけ多くの薬を中止せよ。
Stop all drugs if possible. If impossible, stop as many as possible.

患者の中には病人でなくてはならない者もいる。その必要性を否定しないこと。
Some patients have a need to be sick. Do not deny them that need.

 などなど。こんな感じで短文ながらも的を射たルールがたくさん載っています。素晴らしいものだらけで、ぜひ学生さんや研修医の先生には読んでもらいたいと思っています。

 ただ、残念ながら絶版でして、本当なら定価がどちらも1000円くらいなのですが、アマゾンさんではどっちも数倍以上の値段が付いてしまってます。。。本当に良い本なので、これは再販してほしいですな…。

 ということで、どこかの古本屋なんかで見つけたら(そして高くなければ)買ってやって下さい。そして、気が付いたらパラパラめくってみて下さい。医学生の時に眺めたその感覚と、研修医になった時に眺めたその感覚とは異なります。専門に進んだ後もたまにめくると、薄まりそうになっていた医師としての本分を、再び濃いものにしてくれる気がします。
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