2012
07.10

”あんまき”を食べてみる

 愛知県には、知立(ちりゅう)という市があります。そこの名物が”あんまき”と称される食べ物。スティックタイプのどら焼きみたいなものと考えていただければ良いかと思います。始まりは江戸時代のようで、知立神社への参拝客へ出されたものが原型らしいです。

 それを出すお店でメジャーなものは2つあり、1つは藤田屋、そしてもう1つが小松屋本家となっています。本家本元は小松屋のようでして、手作りでお店も1つ。後に藤田屋が参戦し、こちらが大量生産型で店舗も多くあります。金山駅でもちらほら販売所を見かけますね。

 ”あんまき”というものがあるらしい、と知った自分。せっかく愛知県に住んでいるので食べてみますか、ということで少し前に行ってきました。この時点では小松屋さんの存在を知らなかったので、必然的に藤田屋さんに行くことになります。

 知立駅にある藤田屋さんの派出所。藤田屋さんの出す”あんまき”は”大あんまき(おおあんまき)”という名称。

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 色々種類があり、その中から3個買いました。普通の黒あんまきと、カスタードあんまき、チーズあんまき。こんな箱に入ってます。

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 開けてみるとこんな感じ。寄り添っています。アンコがはみ出さんばかりの勢いでぎっしりと(というか、はみ出している・・・)。

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 1つの大きさがこれくらい。結構大きいですね。

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 これがスタンダードな黒(160円)。
 
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 こっちはカスタードも入ってます(190円)。

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 これはチーズ(190円)。

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 他には何故かあんまきを天ぷらにしてしまったものも売っておりました。何故揚げたんでしょう??

 肝心のお味は、皮がもちっとしていて、不思議とあんが甘すぎない。これだけ入っていたらくどくなるかな?と思っていたんですが、このあっさりな甘さは意外でした。食べた3つの中ではチーズあんまきがベストでして、ちょっと塩気のあるチーズクリームがあんの甘さと良く馴染んでいます。朝食として3つとも食べてしまいました(さすがにちょっと多かった)。

 この透明感のある甘さが謎でして。。。どうしてだろう?と思っておりましたが解決するはずもなく。しかし、食べ終わって空になった箱をゴミ箱に入れた時、事態は急転します。

 なんと、ウラに原材料が書かれてました。

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サッカリン!


 犯人はこいつか!すごく納得しました。サッカリンやアスパルテームを代表とする人工甘味料は、奥行きのない甘さが特徴です。これのせいであんの甘さがしつこすぎず食べられたのね。ただ、いまどきサッカリン使ってる食べ物は久々に見ました。業務用スーパーのお漬け物くらいでしょうか??歯磨き粉には良く使われていますが。昔は駄菓子に使われてましたね、懐かしい。。。

 サッカリンは発がん性があるのでは?と言われていましたが、それは現在否定されているようです。でもサッカリンて聞くとさすがに食べる気がちょっと。。。保存料としてソルビン酸が使われているのは大量生産の影かもしれませんね。この2つが使われてなければまた食べたいのですが、、、。知らぬが仏とはまさにこのこと。

 後になって、小松屋さんの存在を知り、かつこちらは本家本元でありかつ手作りとな。ということで、少し調べてみるとJR名古屋の高島屋にて銘菓百選で木曜と日曜に入荷すると知りました。ちょうど調べたその日が日曜だったので、夕方頃にのそっと出かけて買ってきました。

 焼き印が押されてあります。小松屋さんは冒険せず、赤(普通のあん)と白(白あん)の2種のみの販売。赤2本と白1本でいくらだったっけ?480円くらいだった気がします。

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 同じく1本はこんな大きさ。

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 赤がこんな感じ。

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 こっちが白。

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 実際食べてみると、ちょっとモソっとした感じでした。藤田屋さんよりもモチッと感が少ないですね。あんは重厚。こっちは原材料に変な甘味料を使用していないので、あんの甘さはお砂糖だなと分かります。

 このもそもそ感が少し残念だなーと総括しようとしていたら、、、


「小松屋本家で直接買うと、結構出来たてに近い状態のものを食べられる時が多い」


 との有益情報をいただきました。なんと、これは行かねば。デパートでしかも夕方にあるようなものでは確かに正当な評価はできまい。

 ということで、行ってみました。何故か”鉄砲”の看板があったりお店では釣具を売っていたり。。。何屋さん??

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 意を決してお店にいたおばあちゃんに声をかけて、2本購入(どちらも赤。160円)。袋越しに、手に温かさが伝わってきます。ちょっとドキドキ。

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 お店の外に出てぶらぶらしながら食べると、やはり違いました。モソッと感が無く、少しモチッとしていて、あんも温かくて軟らかい甘さで。。。同じ食べ物とは思えませんでした。やっぱり”手作り+出来たて”は最強コンボでございます。

 食べながらお散歩をして、知立神社をチラ見してきました。画像に写ってるあんまきは2本目。

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 寄った時は、花しょうぶ祭の最中だったようです(毎年5月25日から6月20日まで)。

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 綾波さんが駅前交番の裏で待っててくれるそうです。待ち合わせの場所としてはいかがなものかと。

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 さて、あんまき比較の結果ですが、このスライドに集約されるでしょう。

無題

 最強コンボを目の前にしては、藤田屋さんもやや劣勢。しかし、大量生産の良さはここからで、時間が経過しても風味の劣化幅が狭いというのがポイント。かたや小松屋さんにおいては時間経過が大敵。美味しさがクロスするその時間は今後の検討課題ですが、恐らく個人間で異なるのでしょうね。

 そんなこんなで、短期間のうちに5本のあんまきを食べた自分は、しばらく手にしなくても大丈夫でしょう。でもこの前は大判焼き食べたけどね。。。
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