2012
03.13

研修医のためのマニュアル本はどれが良い?

Category: ★本のお話
 4月からは研修医生活が始まりますね。臨床現場に出たら医学生だった頃とは視点がかなり異なってきます。そして、登場してくるのがマニュアル本。いくら教科書で勉強しても、膨大な知識を全て詰め込むことは出来ないので、ポケットにマニュアルを忍ばせておくのはお守り的な意味でも重要。どの様に日常診療をこなしていくか。テキパキと、かつ正しい診療をするには、上質なマニュアルは欠かせません。旧ブログでは何度か扱ったことがありますが、ここでも少し紹介してみようと思います。

☆総合診療・感染症
 『総合診療・感染症科マニュアル』が断トツで優れています。いわゆる『亀マニュ』ですが、実に良い本だと思います。内科関連では『Washington Manual』とMGHの『Pocket Medicine』が双璧をなしていますが、この亀マニュは、コンパクトで分かりやすい。頼もしいオーベンの様な存在です。

 亀マニュが出たことで『内科レジデントマニュアル』の影が薄くなった気がします。もともと自分は内科レジデントマニュアル好きじゃないですけど。。。誰かがこの本を「あって困らず、なくても困らず」と評していましたが、まさにそんな感じ(聖路加に悪意はありません)。

 『Washington Manual』(ワシントンマニュアル)は大きくて分厚い(何か年々分厚くなってきてますね…)。どちらかというと自分は『Pocket Medicine』(内科ポケットリファレンス)が好きですが、両者とも日本の実情と異なる部分もどうしてもあります。あとは、マニュアルなので早く分かるためには日本語の方が正直なところ有り難い。どちらも和訳されていますが、ちと読みづらい。自分は学生時代含め、青→赤→緑の三世代を使わせてもらいました(2013年版は紫なんですね)。原著はリング型になっているので、メモした紙に穴を開けて挟むことも可能。『Pocket Medicine』は『Washington Manual』をぎゅーっと凝縮したものと言えば分かりやすいかも。これぞマニュアルのお手本。ただし日本との違いには熟知しておきましょう。『Washington Manual』は確かにすごいのですが、分厚くなりすぎてしまった感があり、ちゃちゃっと動くということと診療の質の両方を良いバランスで兼ね備えたものとして、亀マニュはすばらしいと思います。研修医が終わった先生も、自分の専門以外を診る時はこれを活用できます。マニュアルは厚すぎたらマイナスに働くと思ってます。ある程度の薄さ(コンパクトさ)は維持して貰いたいところ。

総合診療・感染症科マニュアル総合診療・感染症科マニュアル
(2011/08/31)
不明

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 個人的に好きなTarasconシリーズも。胸ポケットに入るのが大きな特徴です。『Tarascon Hospital Medicine Pocketbook』は内科全般に渡って色んな事が書いてあります。フローチャートと様々なスコアリングがあり、読んでいて意外に楽しい。熟読するものではないのですが、寝っ転がりながら「へー、ほー」と読むのもO.K.

Tarascon Hospital Medicine PocketbookTarascon Hospital Medicine Pocketbook
(2009/12/29)
Joseph Esherick

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 感染症のマニュアルと言えば藤本卓司先生の『感染症レジデントマニュアル』。2013年12月24日に、何と9年ぶりに改訂されて第2版になりました! 感染症は亀マニュ以外にもやっぱりこれは読んでおきたい。

 他には、患者背景を詳しく説明してあるマニュアルとしては大曲先生編集の『がん患者の感染症診療マニュアル』が良いです(2012年10月に改訂されました)。感染症をしっかり診たいならこの本は是非。”がん患者さんの”と銘打ってはいますが、感染症一般のマニュアルとしても非常に優れています。後は同じく大曲先生がWeb上で公開している『感染症診療の手引き』がポケットマニュアルになりました(2013年12月に第2版が発売)。これもちゃちゃっと見るには良い。良いのが多くて困っちゃいますね。。。

がん患者の感染症診療マニュアルがん患者の感染症診療マニュアル
(2012/10)
倉井華子、冲中敬二 他

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 後は、お決まりですが『サンフォード』でしょうか。これを絶対視する気はさらさらありませんが、初期治療や腎機能での調整を考えると確かに持っていた方が時間の短縮。これは原著ではなく日本語訳の方が良いと思います。サンフォードから学ぶことは”初期の抗菌薬選択と投与量”です。隅々まで見ると結構「おっ」と思うような記載もありますが、それは他書でも書いてあること。深くて大きなものは期待してませんし、長い文章もありませんから、英語にする必要はありません。日本語でスピーディーにぱぱっと調べるのが一番。製薬会社のMRさんからもらえるので、買わずに待つのがベター。既出の『感染症診療の手引き』はサンフォードに臨床状況をプラスした印象があり、より実践的。

☆救急医学
 救急外来でも前述の亀マニュがかなり役立ちますが、自分の好みから言うと『診察エッセンシャルズ』を推します。これで自分の臨床力が育ったところもありますし、検査以前である問診と診察の技術の大切さを教えてくれるところも推薦ポイント。個人的に思い入れのある本で、初版からのファンです。これで見逃してはいけない疾患をきちんと鑑別しましょう!どっちかって言うと初版の方が好みではありましたが。

診察エッセンシャルズ 新訂版 ー 症状をみる 危険なサインを読む診察エッセンシャルズ 新訂版 ー 症状をみる 危険なサインを読む
(2009/07/27)
酒見英太 、Lawrence M. Tierney、Jr. 他11名 他

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 『ジェネラリストのための内科外来マニュアル』も唸ってしまうくらいの出来。出色ですね。後述の田中和豊先生の『問題解決型救急初期診療』のフローチャートを使いながら、丁寧に鑑別を挙げてくれています。ホントに素晴らしい。

ジェネラリストのための内科外来マニュアルジェネラリストのための内科外来マニュアル
(2013/02/08)
金城 光代、 他

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 他は、田中和豊先生の『問題解決型救急初期診療第2版』と『問題解決型救急初期検査』の2冊も良いと思います。ただし、前者は抗菌薬の使い方が滅茶苦茶なので、そこは自分でしっかりと勉強。自分が指導医なら怒っているような処方例を出しています。。。後者は検査値の解釈。検査値の本なら他にも良いのがありますが、救急全般が1冊にまとまっているので。

問題解決型救急初期診療 第2版問題解決型救急初期診療 第2版
(2011/10/08)
田中 和豊

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問題解決型救急初期検査問題解決型救急初期検査
(2008/02)
田中 和豊

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 他にはまた登場するTarascon。この表紙の痛々しさが何とも。こんな人運ばれてきたら何とも困ってしまいますね。。。これも様々なスコアリングが掲載されており、覚えきれない部分を補ってくれます。ちょこちょこっと読めるのが良いですよ。2014年に改訂予定。

Tarascon Adult Emergency PocketbookTarascon Adult Emergency Pocketbook
(2008/07/30)
Steven G. Rothrock

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 見逃してはいけない疾患がどんなプレゼンテーションをするのか??困ったときは、そういうのを集めた良書『帰してはいけない外来患者』を読みましょう。マニュアルではないですが。救急外来ではこういう患者さんを上手く掬い上げる必要があります。

帰してはいけない外来患者帰してはいけない外来患者
(2012/02/03)
不明

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 ということで、今自分が「救急外来やれ!」と言われたら、鑑別については『診察エッセンシャルズ』『ジェネラリストのための内科外来マニュアル』『帰してはいけない外来患者』の3冊で臨むと思います。後は研修医時代に色々まとめたノートを持参、かな?

 手技は何か1冊持っていても損はありません。誰かが買って救急外来に置いておけば良いかも。『ビジュアル救急必須手技ポケットマニュアル』辺りが良いでしょうか。2012年の改訂ですし。

ビジュアル救急必須手技ポケットマニュアル 第2版ビジュアル救急必須手技ポケットマニュアル 第2版
(2012/02)
不明

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 ICUのマニュアルなら『ICU実践ハンドブック』が良いです。羊土社はマニュアル作るの上手いですね。。。ICUの読み物ならMarino先生の『ICU Book』に適うものは存在しませんが(しかし、後述の大野先生の本が2015年12月に改訂されてすごいことになりましたね…)、手速く動くことを重点にするなら実践ハンドブック。

ICU実践ハンドブック―病態ごとの治療・管理の進め方ICU実践ハンドブック―病態ごとの治療・管理の進め方
(2009/08)
清水 敬樹

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 マニュアルではないですが、ICU関連の薬剤をどう使うかなら、大野先生の『ICU/CCUの薬の考え方、使い方』がイチオシ。色んな薬剤について、よくもまあこれだけの理論を駆使しながら説明したなぁ、と尊敬してしまう本。さすが大野先生としか言いようがありません。必ず読みたい本です。ICUのみならず、どの科でも投与してすぐ効果の出る注射薬は頻用するので(利尿薬、抗圧薬、抗凝固薬などなど)、それについて学ぶ際にも有用。。。専門医には内容が簡単すぎるかもしれませんが、研修医にとっては珠玉の1冊(誉めすぎ?)。

ICU/CCUの薬の考え方、使い方ICU/CCUの薬の考え方、使い方
(2011/03)
大野 博司

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☆外傷・熱傷
 これを忘れていました。特に小外科的な外傷・熱傷は非常に多く診ますね。これをクリアするには、以下の2冊をオススメします。

ドクター夏井の外傷治療「裏」マニュアル―すぐに役立つHints&Tipsドクター夏井の外傷治療「裏」マニュアル―すぐに役立つHints&Tips
(2007/05)
夏井 睦

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ドクター夏井の熱傷治療裏マニュアル―すぐに役立つHints&Tipsドクター夏井の熱傷治療裏マニュアル―すぐに役立つHints&Tips
(2011/03/15)
夏井 睦

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 湿潤治療の大御所、夏井睦先生の本です。夏井先生のホームページには過激なことも書かれていますが、実臨床で培った湿潤療法の正当性があればこそ、と言えるかもしれません。この2冊で大半の外傷・熱傷はクリアできます。ただ、救急外来での一時的な処置だと経過をフォローできないのが残念ですね。湿潤療法で治していきたいな、と自分では思ってもまた救急外来に来てもらうわけにいかず。皮膚の怪我だと後日皮膚科を受診してもらうことになりますが、コテコテの消毒をされていたり…なんてこともあります。そういえば自分の1つ上の先輩が患者さんの褥創を皮膚科にコンサルトしたら、毎回毎回ゲーベンを創部に埋め込まれて、治らないどころか悪化してしまったというのがありました。業を煮やした先輩が自身で湿潤療法に切り替えて治しちゃった、なんて言う伝説(?)も残っています。その先輩は朝研修医室から出る前に夏井先生のホームページにある症例の治療経過を見て行くという習性があったとのこと。

☆麻酔科
 1冊選べと言われたら『麻酔科研修チェックノート』を推します。自分はそんなに使いませんでしたが。。。他のと比べたら詳しいですし、見やすいですし、みんな持ってるし。お守り的な意味合いでこの1冊。

麻酔科研修チェックノート 改訂第3版―書き込み式で研修到達目標が確実に身につく!麻酔科研修チェックノート 改訂第3版―書き込み式で研修到達目標が確実に身につく!
(2010/03)
讃岐 美智義

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☆腎臓内科
 腎臓内科は絶対的に大事!これは別に1冊持っておきましょう。腎臓を理解することは内科外科問わず人間の循環動態を理解することに繋がります。マニュアルならば『腎臓内科レジデントマニュアル』の右に出るものはありません。研修医が終わっても使える詳しい1冊。これは是非。


腎臓内科レジデントマニュアル 改訂第6版腎臓内科レジデントマニュアル 改訂第6版
(2012/06/01)
今井 圓裕

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 他には、マニュアルと銘打っていますが、腎臓内科の理解のためには『レジデントのための腎臓病診療マニュアル第2版』が読み物として実に優れています。これは熟読の価値あり。この本とレジデントマニュアルの2冊があれば、腎臓内科の研修は実りあるものとなってくれると思います。内科全般にも強くなれるので、読んでみて下さい。後は宣伝ですが、初期研修では腎臓内科をきちんと廻ることをオススメします。どの科に行くにしても、循環管理のためには腎臓をゼッタイに意識します。腎臓を知るためには、内科を知るためには、腎臓内科に浸かっておくことが有利に働きます。

レジデントのための腎臓病診療マニュアル 第2版レジデントのための腎臓病診療マニュアル 第2版
(2012/01/13)
深川 雅史

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☆他科
 一気に”他科”となってしまって申し訳ないのですが、他の科に関しては亀マニュでごり押ししても良いのではないでしょうか。自分がその専門に進むのなら話は別ですが、そうでないのなら新たにマニュアルを買う必要は無いのかもしれません。というか、自分は興味のわかない科を勉強することがあんまりなく…(悪いところです)。買うなら『レジデントマニュアル』シリーズか『ゴールデンハンドブック』シリーズを見比べて、となるでしょうし、実際買ってもあんまり使わない。。。

 ただし、循環器内科に関しては、やる気があってローテートするならこの1冊でしょうか。名大病院循環器内科の先生もオススメしており、自分も読んで確かにローテートには必要十分と思いました。研修医ならまずはこれでしのげるかと(循環器特有の検査についてもポイントが上手く書かれています)。2013年3月に改訂されました(結構厚くなりましたね!)。循環器楽しい!と思ったらより詳細な本を読みましょう。あくまでも循環器を無難にローテして凌いで終わりたいというレジデント向けです。

循環器内科ゴールデンハンドブック循環器内科ゴールデンハンドブック
(2013/03)
半田 俊之介

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☆精神科
 最後に、自分の専門科として申し訳程度にこの科を。。。精神科に関しては、ぶっちゃけて言えばマニュアルなんて必要ないです。DSMのポケット版(mini-Dと言います)はどこかに転がってるでしょうし。研修医は精神科にお金を使うよりも、内科とか救急とかに使った方が良いと思います。実習に来るポリクリ学生さんとか研修医にも「しっかり内科勉強しときぃ。精神科は休養みたいなもんやから」と言ってます。お金が余ってるとか、やる気があるとかなら、横浜市立大学の作った『精神科レジデントマニュアル』が良いかもしれません。無難にまとまっています。

精神科レジデントマニュアル精神科レジデントマニュアル
(2009/06)
不明

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 話の聞き方を中心に勉強したいなと言う方は『精神科面接マニュアル』や『読むだけでコツがつかめる 問診力トレーニング』など。前者は特に良い本だと思いますし、2013年に改訂版が和訳されて、訳注でDSM-5にも触れられています。

精神科面接マニュアル 第3版精神科面接マニュアル 第3版
(2013/10/31)
張 賢徳、 他

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読むだけでコツがつかめる 問診力トレーニング読むだけでコツがつかめる 問診力トレーニング
(2010/05)
アルバート・マイケル

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 救急も考慮すると、精神疾患患者さんの救急対応は知っておきたいところ。精神科の患者さんが救急外来に来たら、どんな主訴であれ「はい、精神科にどうぞー」と思考停止になりがちなので、それを戒める一冊。精神科医は少なくとも持っておく必要はあるでしょう。研修医だったら、誰か1人持って使い回せば十分かと。

精神障害のある救急患者対応マニュアル-必須薬10と治療パターン40精神障害のある救急患者対応マニュアル-必須薬10と治療パターン40
(2007/09)
上條 吉人

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 ホントにちなみにですが、自分がポケットに入れている精神科のマニュアルは、MGHとMcLeanとが協力して作った『Residency Handbook of Psychiatry』です。マニュアルでは恐らくこれが一級品。知りたいことがコンパクトに詰まっていて、使い勝手が良いです。ただ、精神科は急いで調べて何かしなきゃいけないと言うことも少ないため、マニュアルは相性が良くないかもしれません。。。自分の机に戻って本開いて調べる、という時間があるのが精神科。

The Massachusetts General Hospital/McLean Hospital Residency Handbook of PsychiatryThe Massachusetts General Hospital/McLean Hospital Residency Handbook of Psychiatry
(2009/06/03)
Massachusetts General Hospital and McLean Hospital Residents and Faculties

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 なんだか結局精神科の本の紹介が多くなってしまいました。。。自分の科と言うこともあり、ついつい…。


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 以上でマニュアルの紹介はお仕舞いですが、実際に必要とするのはマニュアル本ではなく、盤石な理論。各科全体に響き渡る、1本のスジのような総論的知識が必要になってきます。マニュアルで済ますことも出来てしまいますが、それは応急処置としてのパッチを貼るくらいの意味のもので、マニュアルはあくまでもマニュアルです。各論的知識の表層部分と言っても良いかもしれません。しっかりとしたテキストで総論と各論の深い意味合いを勉強する必要があるのは、いくら強調してもし過ぎることはありません。

 また、このブログでは各科(と言っても数は限られてますが)での必要と思われる研修医用のテキストも紹介してますので、良かったら見てやって下さい。研修で大事な感染症とか輸液とかの総論をまとめた『こうすればうまくいく! 臨床研修はじめの一歩』という本もあるので、こちらも良ければ…。

 研修は大変でしょうけど、だからこそ実りあるものになります。特に救急外来というのは研修医が最前線で頑張る場。あなたの対応が患者さんの人生にともすると深く関わっていくことにもなります。そのためには、研修医は医者であるということを忘れずにいましょう。そして、患者さんの人生を支えることが出来るように、しっかりと学んでいきましょう。その姿勢を忘れなければ、研修はどこの病院で行なっても素晴らしいものになるでしょう。
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コメント
初めまして!来年度から研修医2年目になります。

亀田のマニュアル、すごく良いですね!先生のブログ見てから本屋で読んだんですけど、必要なことが全部書いてあるみたいな感じでびっくりしました。もっと早く知ってれば良かったです(泣)
先生のブログ、すごく参考になります!本のことも、あとレクチャーして下さってる内容も。抗菌薬が掴めた気がしました。
さなとdot 2012.03.17 17:27 | 編集
>さなとさん 
コメント有難うございます。亀マニュはさすがとしか言いようのない出来ですね。
自分のレクチャーは暇な時に眺めてみてください。少しでも役に立てば嬉しいです。
研修医も2年になると後輩ができますから、責任感が出てきます。
良い先輩でいてください。
m03a076ddot 2012.03.18 03:00 | 編集
がん患者の感染症診療マニュアルはがん患者以外の普通の診療でも使えますか?
研修医予定dot 2013.02.06 02:47 | 編集
>研修医予定さん 
コメントありがとうございます。
『がん患者の感染症診療マニュアル』は、もちろん一般診療でも大きな武器になりますよ。
患者背景について非常に詳しく書かれてあるため、論理的に感染症の起因菌を考える意識付けをしてくれます。
この本は単なるマニュアルを超えたもの、と考えていただければ。
m03a076ddot 2013.02.07 01:21 | 編集
研修医2年目のラグと申します。
いつも、本を買うときに参考にさせていただいています。
買うばっかりで、読み切れていませんが・・・

感染症レジデントマニュアル 第2版ですが、
12月9日発売で、Amazonでは予約開始してますよ。

ところで、緩和ケアや透析の本でお勧めはありませんか?
ラグdot 2013.12.01 17:52 | 編集
>ラグさん

ありがとうございます。
研修2年目ということは、あと数カ月後には専門の科に進むんですね。今が研修医人生の集大成の時期でしょうか。
さて、感染症レジデントマニュアルの情報、感謝します。遂に改訂ですか。自分も年をとったなと妙に実感します。
そしてテキストをお探しなんですね。
透析のテキストですと、まずは『Dr.ジンゾーの透析療法の初歩』が読みやすいと思います。古めの本でかつマンガなんですが、非常に読みやすくて漠然とですが「透析ってこうなんだな」と分かりますよ。その次に『レジデントのための血液透析患者マネジメント』をお勧めします。他の本に浮気せず、この2冊をじっくりと勉強して実際の透析現場を見るというのが最も勉強になるかと。
次に緩和ケアですが、これは自分も非常に悩んでいる分野です。精神科ということもあり、去年までコンサルテーション・リエゾンをしていました。その中でも患者さんの実存的な部分というのは経験の浅い自分にとっては全く太刀打ちできず、無力さを痛感してしまいました。そんな中でも、治療薬の勉強として読みやすいものは大津秀一先生の『間違いだらけの緩和薬選び』でしょうか。そして余宮きのみ先生の『ここが知りたかった緩和ケア』だと思います。患者さんの人生を考えていくタイプの本では、柏木哲夫先生が有名。『いのちに寄り添う。ホスピス・緩和ケアの実際』などの本があり、何となく現状が分かると思います。サイコオンコロジーをされている、名市大教授の明智龍男先生の『がんとこころのケア』はNHKブックスから出ており患者さんの立場を重視しています。
緩和ケアにかぎらず、残された人生の医療現場というのは画一的な答えがなく、患者さん個々のこれまでの人生を考えながら進むものと思います。その勉強は苦しいものですが、決して無駄にはなりません。頑張ってくださいまし。
m03a076ddot 2013.12.01 20:58 | 編集
丁寧にありがとうございます。
ご紹介いただいた本、早速購入してみます。
それにしても、m03a076dさんはどうして
専門外の書籍にもそんなにお詳しいんでしょうか?
全部購入したわけではありませんが、
はずれが全くないような・・・

また本のことで、相談させていただくかもしれません。
その時はよろしくお願いします。
ラグdot 2013.12.01 23:35 | 編集
>ラグさん

ありがとうございます。
テキストについては、本を書く時に勉強しなおしたのが大きかったかもしれません。後は、精神科とは言え他科について何も知りませんじゃ恥ずかしいので、時間が空いた時に勉強しているからというのもあるかと思います。でもやっぱり限界がありますね…。
何かあればまた。自分の分かる範囲であればおこたえしますので。
m03a076ddot 2013.12.02 08:20 | 編集
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