2009
11.05

映画:銀河鉄道999



 昭和54年に公開された映画「銀河鉄道999」のDVDです。

 やや詰め込み感があるものの、これは映画史上に残る名作と信じて疑いません。この映画の良さは何といってもラストにあるのではないでしょーか。

 銀河鉄道999に乗ってメーテルが去っていく。それを追う鉄郎。当然追いつかないわけで、遠くへ消える999を茫として見る鉄郎。そこにジェットストリームのパーソナリティーを努めた城達也の渋いナレーションで




今、万感の思いを込めて、汽笛が鳴る
今、万感の思いを込めて、汽車が行く
一つの旅は終わり、また新しい旅立ちが始まる
さらば、メーテル
さらば、銀河鉄道999

さらば、少年の日





 と来るんです。その後、哲郎がすっと涙を流す。母親のような心の拠り所を失ってしまった鉄郎。15歳の彼にとってその喪失の大きさは計り知れません。



あ、鉄郎この先どうなるんだろう、、、立ち直れるのかしら、、、



と観る者が不安になったその時にゴダイゴの妙に明るい歌「銀河鉄道999」が流れます。



♪さあ行くんだ その顔を上げて
新しい風に 心を洗おう♪




 このギャップがひじょーに上手いんです。これがなければ映画としての少々暗い余韻が残り、鉄郎の行く末が心配になってしまいます。それだと決して今日のような評価はなかったでしょう。

 ゴダイゴの音楽を以て敢えて雰囲気をガラリと変更する、しかもラストで。一歩間違えると映画全体を崩してしまいかねない手法ですが、この明るさによって



大丈夫。鉄郎は前を向いて新しい旅へきっと歩いていける



 そう信じることが出来る。観終わった後も心に晴れやかさを残してくれる、そんな映画なんです。

 同じ感動でも「おばあちゃんの思い出」とは異質のものを味わえるのではないでしょうか。1度観てみることをオススメします。
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