2009
01.09

手荒れの治療はワセリンで

 手荒れは主婦の敵!

 冬場なんて洗剤と冷たい水で手荒れが酷くなり、これには「主婦湿疹」という名前が与えられています。その湿疹に対してはウレパールやケラチナミンと言った尿素クリームを使用する人が多いですが、尿素は細胞膜をキズ付け、クリーム全般は界面活性作用があるため細胞をキズ付ける作用が。なので、これらはケガに使うのは好ましくありません。手荒れも表皮がやられているわけなので、実は使わない方が良いんじゃないかという意見もあり、実際なかなか良くならないのが実情。市販の手荒れ用クリームは効きづらいというのがココにあるのではと思っています。

 そこで、湿潤療法の観点から経済的で効果的な治し方があります。


①小さじ半分くらい(もうちょっと多めでも良いですよ)の白色ワセリンを手に取って、指先・手のひら・手の甲に丁寧に、2分くらいかけて揉み込みます。
②乾いたペーパータオルなどでベタつきを拭き取ります(車のワックスがけの要領で)。


 以上の手順を1日に3回くらい行ってみましょう。また、水仕事の前には必ず行いましょう。白色ワセリンはお薬屋さんで売っていますし、眼に入れても口に入れても害はありません。理想的にはその上からビニールの手袋をすると良い(さらに湿潤な環境になる)のですが、日常生活ではナカナカ大変。なので手袋は寝る前にするくらいでも結構です。

 カサカサ肌が治るのも1週間かからないことが多いです。

 最近は以前と違って「傷口を乾燥させないことが重要」という考えが大分浸透してきていて、ガーゼに浸出液を吸わせてカラッカラにすることも少なくなりました(剥がす時の激痛が!なんてことも減少)。なので、この治し方もそれに則っています。

 ちなみに消毒薬も細胞の治癒能力を損ねるのではと言われており、使用量も減ってきていますし、インスリンの自己注射も服の上から消毒なしで刺すなんてのが世界的にメジャーです(日本でその様に指導している所は少なめらしいですが)。

 ただ、ご家庭では”腫れている・触ると熱を持っている”などがあれば控えておいて、小さなケガに留めておくのが良いと思います。
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