2008
11.24

はんなりと、羽二重餅



 福井県は松岡軒の「羽二重餅」(20枚入り650円)。

 羽二重というのは絹織物の最高級品。「絹の良さは羽二重に始まり羽二重に終わる」とまで語られるほどのもの。そして、福井県は羽二重織りが昔盛んでした。餅粉と水飴、そして砂糖で作られたものが、その絹の肌触りや特有の陰りのある気品漂う白さにちなんで名付けられた「羽二重餅」。その本家本元が松岡軒です。



 楊枝で掬い上げたその様は、鮮度の下がった秋刀魚も及ばないほどの柔軟さ。柳の枝葉を思わせるような、品のあるしなやかさなのです。

 上品で純粋な味。色々と工夫を凝らしたお菓子も美味しいですが、このシンプルさが食べる人を落ち着かせてくれる、ふわっととろける、飽きの来ない優しい食感です。

 温かい緑茶やほうじ茶で頂くと、ゆっくりとした時間を過ごせそうな予感。
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