2008
10.16

選ぶ・選ばれる



 不二家のロングセラー『LOOK(ルック)チョコレート』。1962年発売であり「色んな味を楽しめる」の先駆け的存在で広い世代に今なお支持されています。最近は様々なバージョンが出て華が咲いている感がありますが、元祖はこの飾りっ気のないアラモード。コーヒー・ストロベリー・キャラメル・バナナがデフォでしたが、長期に渡り固定されていたのはパイン・ストロベリー・アーモンド・バナナ。LOOKといえばこの4種類を思い浮かべる方も多いと思います。他にもマイナーチェンジが度々あり、近いものではアーモンドが数ヶ月前までキャラメルに取って代わられていました。

 最近は随分と消費者に優しくなり、きちんとどの列がどの味かが初見で分かるようになっています↓



 昔はそういう表示がなく、列と味の関係は不明でした(単にこちらが調べなかっただけでしょうけど)。プレイヤー放置型の難易度を誇るファミコンソフト「魔界村」を思わせるその態度に苦しめられましたが、私達はそれを逆手に取り、分からないを楽しむという、ちょっとしたゲーム性を見出したものです。ちなみに我が家ではアーモンドとストロベリーが「当たり」で、バナナ、特にパインが「外れ」でした。今思うと、何ともつつましい遊び…。

 他にも変更点があり、いつの頃からか中に入っているソースが、実にクリームっぽくなってしまいました。昔食べていた頃の方が本当にソースの様で美味しかった記憶があります。しかし、記憶は甘美なものになりがちという世の摂理からすると、今の方が本当は味の点で向上している可能性も否定できないでしょう。

 様々な変革を遂げてきたLOOKアラモードですが、その根本はしっかりと、昔からのスジを通しています。それが今も続く理由なのかもしれません。
トラックバックURL
http://m03a076d.blog.fc2.com/tb.php/1139-592e9b6f
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top