2008
10.11

リズムを刻め!

 パーキンソン病に対して「音楽療法」というものがありまして、歩行障害や嚥下障害に効果があったよという症例報告もされているようです。きちんとそういう本も出版されていて、

パーキンソン病に効くCDブック―スムーズに歩ける!気分も明るくなる!

 これは単なる音楽ではなく、メトロノームでのリズムが付いています。パーキンソン病患者さんには「内的リズム形成障害」があって、じゃあ音楽で外からリズム刺激を行ってやろうじゃないか、というのがメカニズム。

 まだエビデンスがないというのが弱い所ですが、使える武器は多い方が良い!というのが自分の持論。しかも経済的ですし、仮に効果が無くても、がっかり感はあるものの身体に副作用はありません。試してみる価値はあるように思えます。昔々、神が存在するかしないかで、とあるエライ人が「じゃあ、いるって賭ければいいんじゃない?」とおっしゃいました。「勝てば総取り、負けても損なし」ということらしいですが、賭けという例えは良くないものの、このCDブックもそういう気がします。

 この本の存在は、うちの神経内科の先生から教えてもらったものでして(つまり、この記事は受け売り)、その先生は外来に来た患者さんから教えてもらったとのこと。患者さんは歩きやすくなったそうで、先生も「音楽療法は効きそうな印象はある」と。


 パーキンソン病に関しては、主眼が音楽ではなく「正常リズムを植え付ける」ことにあるのでしょうから、音楽以外にも他に方法があるやも知れません(音楽が1番効果ありそうな気もしますが)。
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