2008
02.20

中学生の参考書・問題集

Category: ★本のお話
 ちょっとしたバイトで中学1年生の家庭教師的なことをしています(遅かれ早かれ3月いっぱいまでに辞めると思いますが)。5年生になってようやく、、、なのですが、良い経験になっています。

 最初は英語だけだったのですが、老婆心から国語や数学にも少々侵食しており、子どもの成績アップが趣味のようなものに。本職を忘れそうになっているのがちょっと危機感アリです。国試まで1年切りましたしね(6年生の先輩方、お疲れ様でした!)。でも勤めたらもう教えることはないですし、そう考えたら家庭教師も良い経験と思います。

 家庭教師は業者を通しておらず、個人的に教えているので、テキストなどは自分が用意する形になっています。そこで大事なのが市販の参考書。効率よく大事なところを学ぶには、良い参考書が必要です。最近は色々と出ていて、今の中学生は恵まれているなと感心しています。

 今回は、その参考書の中でオススメできるものをご紹介したいと思います。

■英語
 くもんの中学英文読解くもんの中学英文法

 英語ではこの本がコンパクトで分かりやすいと思います。発行年度は97年度と古いのですが、売れているから無くならないとも言えます。文法の方は、配列を変えてほしい点もありますし、そう教えるのはちょっとなぁ…、と思う節もありますが、標準レベルまでであればこれが一番信頼に足るのではないでしょうか。ただ、中学1年が1人でやるには説明が足りないかもしれません(というか、足りません)。読解に関しては、まぁまぁの出来。解説無視して教えてますが。。。単語やリスニングもこのシリーズで悪くはないと思います。

 中学1年できちんと初歩から教えてあげるのであれば

 スタートでつまずかない中学英語

 これも「くもん」が出している本。初心者でも理解できるように示してあります。くもんって参考書作り上手いですね。他の会社は苦悶の表情でしょう。

 ちなみに自分は受験生時代、代ゼミの冨田一彦先生、佐々木和彦先生の講義を受けていました。ということで、こちらが教える際も彼らの方法を踏襲しています(長文読解も佐々木先生の情報構造使って解かせますし)。やみくもに暗記することをせず、今持っている文法知識でどう解決するかということに重きを置いて考えさせるので、教えている子は毎回授業が終わると「疲れた~」が口癖に。。。中学1年には難しすぎるってことは分かっているのですが、その子は何とか英語がキライになっていないので(「分かると楽しい」と言ってくれる)、そのまま続行です。

 で、教える側にはこの本がオススメ↓

 佐々木和彦の基礎からがっちり!英文法

 佐々木先生の英文法の教え方は素晴らしいと思います。この本の中身を出来るだけ噛み砕いて教えてあげると、読むための英文法が身につくと思います。教える側も日々精進、ですね。

■数学
 語りかける中学数学

 これの出来は素晴らしいです。高校学参の「実況中継」シリーズをもっと詳しくした感じで、独学も可能。レベルも基礎~標準と良い範囲に仕上がっています。700ページ以上あり、数学が苦手な子には拒否反応を与えること抜群ですが、3年分がこの1冊に入っていることをきちんと言うと、多少安心した顔を見せます(でも何か嫌がっている)。

「ホラホラ、これ厚いけど、中1の分てこれくらいなんだよ。しかも最初は算数の復習になってるし」

『うん、そだね。。。』

って感じ。

 もうちょっと基本的なことからやりたいのであれば、コレがオススメ↓

 とってもやさしい数学 中学1年

 パッと見で、分かりやすそう!という印象を与えてくれ、実際導入には最適。良い本です。この本から始めると、数学への抵抗を和らげてくれるのではないでしょうか。薄いですしね。「チャート式」も凄く良い本ですよ。自分は高校で青チャートに随分とお世話になりました(赤チャートは恐れ多い)。。。懐かしい。

 新潟県の公立高校試験では図形がかなり出ます。重点的にそこを勉強することも大切。

■国語
 中学1年でどこまですべきかの線引きが難しい国語。自分は暗記的なものをそんなに重要視していないのですが、国文法とか出るんですよね、試験に。。。

 で、先ずはコレ↓

 とってもわかりやすい中学国語の教室

 「とってもやさしい数学 中学1年」の姉妹本。この1冊は中学国語の概観を示したもので、各分野で点を取るようなところまでには行きません(それには他の本が必要)。でもこれ位からやると国語アレルギーが発生しないor軽度で済みそうな気がします。教えている子も「読みやすい」と言ってくれています。

 恥ずかしながら、国文法は自分が嫌いなので学校に丸投げしています。でもやるとしたら、くもんの中学基礎固め100%シリーズの「文法編中1~3」か「高校入試合格へのベストアプローチ 国文法」でしょうか。そして国語の中で最重要と言えば現代文読解。そのためにはやはり

 出口の国語レベル別問題集―高校受験(理論編)

 でしょうか。高校生にも馴染みある出口汪先生の本。東進ブックスということで後ろのページにある宣伝がやたらウザイのは中学も高校も同じ。。。1人でこの本を読ませるには酷ですが、最初からきちんとした解き方を入れておくことは重要だと思います。自分としては、代ゼミの船口明先生が中学生用に書いてくれたらなと思うのですが、まさか「きめる!センター国語(現代文)」を中学生に読ませるわけにもいかず…。

 古文を中学1年にやらせるには時期尚早ですが、教科書をきちんと音読して「高校入試合格へのベストアプローチ 古文」で基礎力をきちんと付けたら、この本1冊で練習あるのみ↓

 古文完全攻略63選―入試頻出問題厳選(高校入試特訓シリーズ)

 中学学参で、ここまで見事にまとめてくれているものはあまり見ません。古文のスタンダードになってくれるのではないでしょうか。でもあくまで基礎力のある人向けです。知識をしっかり付けた上でこの本に取り組むと良いのではないでしょうか。でもレベルは高めの問題集となっています。

 中学も高校も、学校の国語授業ってあんまり役に立たないんですよね。。。きちんとした参考書なり問題集なりで解法を学ぶべきでしょう。

 英数国に関しては以上のようなラインアップ。社会と理科は教えていないので詳細は分かりませんが、「中学総合的研究」シリーズが、見た感じでは詳しくてカラフルで良いのかなと思いました(ちょっとレベル高め)。理科では他に「図で分かる中学理科」の「1分野」と「2分野」があれば尚良いと思います。

 でも新潟の公立高校入試では理科は基本的なことしか問わないので、「チャート式 中1理科」で良いのかなとも考えています。カラフルで結構読みやすいので。


 以上、参考書の紹介でした。中学校の勉強って、こう見ると独学できそうになってきますね。。。

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