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2019
03.20

確かにミルキー

*実は3年前に書いた記事(てっきり投稿したと思っていて存在を忘れていた…)*

 ミルキーはママのあじ、として名に負うミルキー先生。歯の詰め物が取れることでも不名誉ながらその存在を世間に知らしめております。

 新しく不二家が出来ました(繰り返しですが、3年前の出来事です)というお知らせに誘われて、”ミルキークリームロール”を買ってみました。不二家で買い物したのはその時が初めて。

 こんな感じ。

RIMG0741 (2)

 なんだかとってもシュール。。。

 取り出してみましょう。どん。

RIMG0742 (2)

 でっかいミルキー。包み紙もまさにあの感じです。ツルツルした油紙みたいな。

 ロールケーキでございまして、クリームがたっぷり。

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 カットしてみましょ。

RIMG0744 (2)

 食べてみると、、、



あ、ミルキーですね



 と思ってしまう一品。その名に偽りなく、ミルキーなクリームがロールされてあるケーキです。甘ったるいこともなく、優しい口当たりで美味しかった。もうちょっとスポンジがしっとりしていた方が良いでしょうか?? でもリピートしても良いよ! と思えるくらいの味です。

 ちなみに、オープン記念(3年前です)ということでストラップをもらってしまいました。

RIMG0745 (2)

 このストラップ、150個限定! だそうです。でも、夜遅くにケーキ買って、それでいてもらったことを考えると、ちょっと不二家さんの前途が心配になっちゃいます(3年後の現在も繁盛してます!)。

 実はこのロールケーキ、一時期はスポンジ部分が増えてクリームが減っていました。でもまた最近覗いてみたらクリームが復活していましたよ(今もキープ!)。

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2019
03.13

花粉症がうらましい…?

 この時期になると、皆さん花粉症で大変なようです。自分の医局の教授も花粉症で苦しんでおり、「この時期になるとIQが下がる」とおっしゃっています。さらに、飲み薬の抗ヒスタミン薬も注意力がちょっと下がりますしね…。個人的には点鼻のステロイドがオススメ。

 季節柄のご挨拶も「花粉がひどい時期ですね」というのが常套句になるくらい、花粉症は国民病と言っても良いのかもしれません。話題に困ったら花粉でつなぐというのは、コミュ障にとってありがたいといえばその通り。

 患者さんからも「先生は花粉症ですか?」と聞かれることが多いのですが、自分は


「いえ、花粉症ではないんですけど、一年中アレルギー性鼻炎でひどくて…」


 とお答えしています。自分はアレルギーがひどくて、小学校に行く前はアトピー性皮膚炎と気管支喘息でつらかったですし、小学校からはアレルギー性鼻炎に移行(?)して、そこから長いおつきあい(今でも肌は弱いですが)。大学生の時がピークで、鼻閉が100%の状態でした。『あゝ野麦峠』で「工女殺すにゃ刃物はいらぬ、糸目テトロで絞め殺す」とうたわれましたが、自分の場合は「口を塞ぐだけ」となっていたでしょうか。何せ鼻が全く機能しなかった。味も全然分からなかったし、耳鼻科さんにも匙を投げられましたし…。しかもそこの病院では血管収縮剤を処方されて、そのリバウンドもつらかったんですよね…。今も鼻の状態は決して良くなく、声も通らず聞き直されます。まいったまいった。

 そんな状態なので、患者さんに上記のようにお伝えした後、以下を付け足しています。


「だから花粉症がうらやましいですよ」


 すると患者さんは「あぁ、期間限定ですもんね」と苦笑混じりに答えてくれます。なんとなくのアイスブレーキング作用も期待。

 でも、期間限定だからこそのつらさもあるのでしょうね。良い時を知っているからこそ、つらい今がきつく感じる、というもの。自分はずっと底辺を這いずり回っているので、慣れと言ってしまうと悲しいのですが、そんな状態。でも花粉症の方々は、その時期以外は健康で両方の鼻が通っているのが当たり前!という、こちらからすると贅沢(?)な状態。そこから眼も鼻も大変な状態になるのだから、落差は大変なものと想像します。相対的にこたえますよね、たぶん。

 ふだんテストの点数が30点くらいなら20点に落ちても「まぁこんなもんか」なのですが、いつも80点以上とっている人が20点だったら、そりゃあショック。それと同じことが起きているのです、花粉症は。

 一概にはうらやましいとは言えませんが、でも花粉症の時期以外は鼻にトラブルを抱えていないというのは、ちょっと味わってみたくもあります。

 しかし、花粉症とは無縁なはずの自分ですが、このところ眼がやたらとかゆくて…。かきすぎて眼瞼も眼球結膜も真っ赤です。あれ、これって…?
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2019
03.05

電子カルテ変更による脱理想化?

Category: ★精神科生活
 勤めている病院で、2月に電子カルテの刷新が行なわれました。もともとオーダリングシステムだけが電子化されており、普通の記録は紙カルテなのですが、これは変わらず。個人的には全部電子化してほしいのではありますが…。字が下手過ぎて、自分でも読めないという "医者あるある" の状態です。字の上手な医者はそれだけで尊敬に値する、うん。

 病院で使っていたのは結構古い電子カルテで、サポートが切れてしまうそうです。かような理由で新しいものに変更となりました。それだけで億のお金が動くそうで、業者の思うツボか…?と思わないでもありませんが。

 そんなこんなで、しばらくは電子カルテと悪戦苦闘。病院にも「みんな慣れないから遅くなるよ!」という潔い内容の張り紙をしています。ある日、外来で脱理想化を図れた(かもしれない)経験を提示いたします(細かい点は変更して個人が分からないようにしています)。

 うつ病で寛解間近の若い患者さん。普段どおりの診察が終わって日々の行動活性化を確認して、処方箋入力と次回予約の設定がやってまいりました。


自分「えーっと、次の予約はいつにしましょうか」
患者さん「じゃあまた4週間後で」
自分「はい。時間は11時で良いですか?」
患者さん「はい」
自分「えーっと、ちょっと待ってくださいね…。こうやって、えっと、んー」
(沈黙)
自分「よしっ。じゃあ次はお薬ですけど、今のところはこのままで行きましょうか」
患者さん「はい」
自分「えーっと、処方はこれだったかな…。どこだ…、あれ、日数は…」
(沈黙)
自分「よし、ふー。ごめんなさいね。パソコンが変わって良く分からなくて」
患者さん「そうなんですね。呼び出しのチャイムも音が変わってましたし、病院にも張り紙が」
自分「気づきました? 私もパソコンの前で頭抱えてまして」
患者さん「へー、先生でもそうなんですね」
自分「慣れるまでは時間がかかりますねぇ」
患者さん「何でもサッとできるもんだと思ってました」
自分「あら、ソツなくこなせる感じに思ってらっしゃった?」
患者さん「はい」
自分「いやいや、毎日唸りながらやってますよ」
患者さん「あはは、そうなんですね。安心しました」
自分「安心。唸ってる一面を見て安心されたの?」
患者さん「はい」
自分「ほー、そうでしたか。何でもできると思っていた人が、実は悪戦苦闘している、というような」
患者さん「はい、そうですね」
自分「それは何よりでした。今日の収穫はそれかしら」
患者さん「ですね」

 という感じで診察が進み、意外にも患者さんがこちらを完璧のようにとらえていたことが判明。いつも自分は、分からないことは「分からない」と言っており、患者さんの目の前で検索して調べることもあります。"私の先生は何でも知っている" という錯覚を防ぐためには無知の姿勢を見せることが大事ではありますが、それでもやっぱり患者さんの理想化は起こるものだなぁと。患者さんにしてみれば、理想とする人間像が崩れたわけなのでちょっとした喪失体験にはなります。しかし、今回のようにそこを笑って「安心した」と言ってくれるのはこころが健康的だからでしょう。うまく脱錯覚できたとも言えますが、そこで状態が大きく崩れてしまう人も中にはいます。錯覚の崩壊にこころが戸惑っている、というと良いでしょうか。そうならないように、医者としては診察室の空気を考えていくことにはなるのですが。

 今回は電子カルテを通じて貴重な経験をしましたが、でもシステムの刷新にはもう脳が追い付かない…。誰か助けて。
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