2015
05.29

嘔気嘔吐という訴え

Category: ★研修医生活
 5月の中旬、久々に研修医勉強会を再開しました。1年次研修医は初々しい感じで、昔は自分もこうだったんだなぁと懐かしくもなりました。

 1人に救急外来の症例発表という生贄になってもらい、鑑別の仕方をたどり、どのように考えていくかを一緒に勉強。その後は鑑別診断の仕方をレクチャー。自分の知識もだいぶ古くなってしまっていますが、総論は不変ということで…。でも一緒に学ぶというのが近いでしょうか、やっぱり。

 発表は嘔気嘔吐で来院した高齢女性患者さん。嘔気嘔吐というと研修医は消化管をどうしても思い浮かべがちであり、他にはスポット的な知識として心筋梗塞(特に下壁梗塞)を暗記している、ということが多いのです。

 鑑別疾患を挙げてもらっても、やはり回答は消化管の疾患に集中します。これでは見逃しがかなり出てしまうため、そのフレームを外す必要があります。よって、



嘔気嘔吐は全身症状である



 と考えましょう。実に数多くの、しかも消化管疾患以外の疾患でこの症状は出現します。研修医の時に”嘔気嘔吐は全身症状だ”と知って、随分と頭のなかがスッキリした記憶があります。もちろんこの鑑別は嘔気嘔吐だけでは絞れないので、患者背景(年齢性別、薬剤歴、既往歴、手術歴など)や随伴症状でまずふるいにかけていきます。

 ちょっとリアルタイム風に追ってみましょうか。

 年齢を考えると、高齢では症状の輪郭がぼやけるため、どんな疾患も非典型的でとらどころのない病歴になりうると考えておきます。お薬手帳を眺めると、この患者さんは10種類以上のお薬を飲んでおり、甲状腺ホルモン、ステロイド、抗TNFα抗体製剤、COX-2阻害薬、PPI、ワーファリン、インスリン製剤などなど。薬剤歴からは、見逃してはいけない疾患の中で甲状腺機能異常や敗血症や消化管出血や脳出血やDKAや副腎不全の確率が特に高まるような印象。既往歴では糖尿病と関節リウマチが明らかであり、両者とも心疾患リスクを高めます。関節リウマチが心血管リスクになることを知らない研修医もいますが、知識として覚えておくと良いかと思います(Maradit-Kremers H, et al. Increased unrecognized coronary heart disease and sudden deaths in rheumatoid arthritis: a population-based cohort study. Arthritis Rheum. 2005 Feb;52(2):402-11.  Fischer LM, et al. Effect of rheumatoid arthritis or systemic lupus erythematosus on the risk of first-time acute myocardial infarction. Am J Cardiol. 2004 Jan 15;93(2):198-200.)。この辺りの疾患を鑑別の最上部に挙げておきましょうか。

 病歴前に確認すべきものとしては、他にバイタルサインがあります。救急外来ではお話を聞く前にバイタルが分かっていることが多いので、見てみましょう。BP110/60mmHg、HR100/min、BT36.4℃となっています。血圧が高齢にしては少し低め? HRは100で頻脈です。ふむ。バイタルだけではなかなか重み付けがなされないでしょうけれども、頻脈はイヤダなぁと感じてスピーディに運びたいと考えます。

 軽く手を触りながら、残るバイタルである呼吸数を意識しながら話を聞きます。RR14/minで、手はやや冷たい感じで汗ばんではいません。脳血管障害の可能性は少し下がった? 病歴では、もともとADLは自立していたそうですが、3日ほど前から嘔気嘔吐と倦怠感が出現し(嘔気嘔吐→倦怠感の順)、歩けなくなってきたそうです。生の言葉では「吐きそうな感じ、吐いちゃった」「えらくて動けない」という表現でした(”えらい”は愛知の方言です)。救急外来にも車いすで来院してきており、顔はしんどそうで、本人はあまり話さず付き添いのご家族が話します。「3日前まではこんなんじゃなかったのに…」と不安そう。この時点でタダゴトではなさそうだ、すぐに帰宅させることは難しそうだ、という印象。吐瀉物の色は「分からない」、転倒などの外傷は「たぶん無いと思う」と(大腿骨の骨折はどうでしょう)。見逃してはいけない疾患の中で、上に挙げた特に確率の高そうな疾患を優先的に考えますが、発症から3日が経過していると考えると、DKAは考えづらいでしょうか。脱水が著明という印象でもないし。3日経てば心筋梗塞ならさすがに心電図や血液検査で所見が出るだろうな、とイメージ。鑑別疾患を考慮しまずは心電図、ポータブルレントゲン、採尿・採血とルート確保を行ないながらもう少し病歴と診察を。

 と、思っていたら静脈血ガスにてHb5.7という値が返って来ました! なんと。ここで鑑別のトップに消化管出血が踊り出たため、ぱっとオムツを外してみると黒色便がべっとりと…! Rule inの所見が登場しました。

 その後、採血結果も出てBUN/Creが50以上、PT-INRが何と10以上になっていました…。これは消化管出血ですね。上級医を素早く呼び輸血をオーダー。

 この患者さん、複数の医院で色々なお薬をもらっており、恐らくは相互作用でワーファリンの代謝が阻害されてしまったか、もしくは服薬を間違えて多く飲んでしまったか。。。いずれにしても処方されていたお薬そのものが多すぎる。できるだけ通院する医院は最小限にした方が良いですね。

 ちなみに研修医の1人から「BUN/Creが50以上ですよね。血算がなくて仮に生化だけだと出血じゃなくてdehydrationの可能性も否定出来ないと思うんですけど」との質問がありました。高齢者のdehydration評価は難しく、身体診察では有用なものがほとんどありません。腋窩の乾燥やCRT延長も実は「うーん…」という内容(Fortes MB, et al. Is this elderly patient dehydrated? Diagnostic accuracy of hydration assessment using physical signs, urine, and saliva markers. J Am Med Dir Assoc. 2015 Mar;16(3):221-8.)。今回は血液検査でAlb2.5、UA3.0、Na140という結果から「BUN/Cre>50のdehydrationなら、血液が結構濃縮して高齢者ではAlbが正常値~高値、UA高値、高Na血症になると思う。でもそれが認められないから、やっぱり出血じゃない?」と答えておきました。

 ということで、今回の勉強会では、見積もりの仕方を中心としました。救急外来では特に病歴前、診察前(病歴後)、検査前(診察後)のそれぞれで各鑑別疾患の感覚的な確率を自分の頭のなかでイメージしてみる訓練がとても大事ですよとお話ししました。

 加えて、尤度比のことも少し話題にして、必ず事前確率とセットで使うことを強調しました。いくら尤度比が優秀な診察や検査でも、それ単独では意味をなしません。事前確率1%と50%とでは、陽性尤度比が10という優れた検査が陽性でもまったく検査後確率が変わってきます。研修の最初のうちにそういったことを学んでおくと、その後の勉強が捗ると思います。がんばれ研修医。
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2015
05.26

黄色い花畑

 ぶらりお散歩で、こんなお花畑に遭遇。

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 黄色だとすぐに「菜の花!?」と思いがちですが、このお花は違うのでありました。

 少し近づく。

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 なかなか分からない。大ヒントをもらいました。

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 花の咲いているそのモトを辿ると…。

 そうでございます。なんとこの綺麗な花は





キャベツ





 でした!

 こんなにかわいくて黄色い花を咲かせるとは、全く想像だにしませんでした…。反省。

 超近くだと、こんな感じ。

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 最初の画像は菜の花畑ではなくて、キャベツ畑だったんですねぇ。
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2015
05.22

臨床のワンフレーズ(12):病気の種

Category: ★精神科生活
 「治りたい」「良くなりたい」と思うのは自然なことです。こちらも患者さんに治ってほしい、良くなってほしいと思います。

 ただし”治る”とは何か、”良くなる”とは何か、という点で患者さんとこちらでズレを見ることがあります。

自分「○○さんの言う”治る”って、どんなことを指してるんですか?」
患者さん「え…? そりゃ病気になる前に戻ることですよ」

 この様に返答する患者さんがとても多いです。当然っちゃ当然ですが。某製薬会社の抗うつ薬のパンフレットにも


輝いていたあの時間(とき)へ


 なんて書かれていますしね。これは患者さん側と医療者側の言葉の定義の問題も含まれています。だから、以下のように比喩を使いながら生き方について考えてもらいます。

自分「病気の前に戻るってことは、病気の種がある状態に戻るってことだと思いますよ」
患者さん「種ですか」
自分「これまでの生活でどこか無理をしなければならなくなって、病気の芽が出てどんどん大きくなってしまった。病気の前に戻ると、また種の段階に戻ること。そうしたらまた芽が出て大きくなっての繰り返しになりませんか?」
患者さん「…そうですね。言われて初めて気付きました」
自分「だから、治るっていうのは前に戻ることじゃないんです。これまでの生活で無理があったことに気づきを得てもらって、今後の人生を過ごしてもらうことかなと思ってます」
患者さん「はい、分かりました」

 治療の目標は”健康だったあの頃に戻る”ことではありません。こんな感じでイラストを描きながらお話し。

病気の種

 理想的には”病気から気づきを得てもらって、あの頃よりもゆとりを持った人間になる”ということが医療者の言う”治る”です。ちょっと不格好だって良いんです。助け助けられ、そんな関係で生きていくことが大事なんだと思います。最近は「人生って”おかげさま、おたがいさま”ですよ」と押し付けないようにそっと添えるようにお話しすることもあります。
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2015
05.20

治療の目標は

Category: ★精神科生活
 ある統合失調症の患者さん。親御さんに対する妄想が強固でご家族がかなり大変な状況になっており、自分が以前まで勤めていた病院に紹介され入院となりました。「私には結婚して夫がいるんです。お母さんがそれを認めてくれなくて」と話します。他にも様々な妄想があり、ご家族にも危害が及びそうな状況でした。

 糖尿病があり使える薬剤も限られ、しかも使ってもなかなか効果が出ません(自分のいた病院は、クロザピン使えませんでした)。うーん、と困った挙句にブロムペリドール(インプロメン®)を選択したところ、これがやたらと効いてくれて症状は良くなりました。定型抗精神病薬の中では、他にチミペロン(トロペロン®)やモサプラミン(クレミン®)やピパンペロン(プロピタン®)などを自分は比較的使います。

 さてこの患者さん、症状”は”良くなりました。しかし…。

患者さん「今までのことが違うって分かって…。夫もいません。こんな年じゃ結婚もできないし、お母さんに対してしてきたことを思うと恥ずかしくて…」

 と語ります。症状というベールを剥いでしまったために、患者さんは現実に直面してしまいました。。。その後もところどころ妄想が入り混じりながらも、今後の人生を悲観するようなことを話します。


しまった…


 というのが率直な感想。幻覚妄想を軽くするというのは、いわゆる”代用のアウトカム”です。本当に大事なのは、すなわち”真のアウトカム”は、”幸せ”なのだということを強く実感。幸せと言っても苦労も何もなくハッピーハッピーというような幻の幸せではなく、地に足の着いた、患者さんが「これからも生きて行こう」と前を見ることができるような、ささやかな幸せ。

 患者さんは、つらい現実を幻覚妄想というベールで何とか覆って暮らしていたのだと思います。それを薬剤治療で無遠慮に剥いでしまい、生身をさらけ出させてしまった。これは自分の失態でしょう。他のお薬が効かず硬直した状態にちょっと焦ってしまって、力技になってしまった感は拭えません。しかもブロムペリドールがスパーンと効いちゃって(効き過ぎて)、こちらの下準備が間に合わなかったこともあります。もっとしっかりと下支えをしながらゆっくりと症状を軽くすべきでした。

 実際に、幻聴がなくなってさびしい思いをする患者さんもいますし、症状が一気に改善したと思ったら自殺を図る患者さんもいます。上述の患者さんも自殺のハイリスクと考え、かなり注意深く観察を行ないました。

 叶えられないかもしれませんが、理想を言えば、患者さんが妄想の中で無理せず暮らしていけるような、そんなところがあれば一番良いのかもしれませんね…。浦河の”べてるの家”はそれに限りなく近いことをしている先駆者だと思います。一度見学に行ってみたいんですよね。

 妄想は、魚にとっての水のような存在とも言えるでしょうか。水の中にいる魚には、水が見えず自分が水の中にいるとは思わないでしょう。同じく、妄想にひたっている患者さんは、それを妄想とはっきりと認識はしません。そして、水から離れたら魚は苦しさを感じます。患者さんも「それは私の妄想だったんだ」と理解してしまうと、現状の苦しさに圧倒されます。

 お薬、特に向精神薬は、それ単独では真のアウトカムに結びつきません。あくまで代用のアウトカムの改善を狙うもの(降圧薬や血糖降下薬などもそうですね)。それを真のアウトカムに近づける、つなげるものは、私たちが行なう精神療法なのだと思います。精神科医のみが行なうような狭義の精神療法ではなく、どんな医療者も行なう、患者さんを支えるための身近で常識的な精神療法。それによって、患者さんは自分自身で生きていくための道しるべを見つけて歩んで行くものなのだと思います。
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2015
05.17

身体診察の治療的意義

 身体診察は診断のためや病気の経過を見るために行なう、という認識だと思います。

 中には意義に乏しい診察もあり、そのようなものはあまり行なわれなくなっているでしょうか。例えば胸背部の打診は、ほとんどの状況でしない医者の方が多いかもしれません。肺炎を疑った時の聴診も「エビデンスでは大したことないんだぜ」と言って行なわない研修医もいるかもしれません(マクギー先生の本では、クラックルはLR+1.8, LR-0.8とされています)。

 ただ、身体診察は経験することでどんどん精度が上がっていくんですよ。「エビデンスで意味がないから」と言って行なわないのであれば、その医者の中では意味がないくらいの質のもんでしょう。熟練した医者の聴診は、自分が聞き逃してしまうくらいのクラックルを拾うでしょうし、そのような素晴らしい域の診察は十分に信頼に足るものと思います。そして、若手の医者も「自分の腕ではまだまだなのだ」ということを知りながら、練習に練習を重ねていくことが求められましょう。最初から一級品のものなんてこの世に存在しませんし、地味な練習こそ磨き上げるための唯一の方法。

 さて、診察というのは、そんな役割の他に安心を患者さんに与えることができるんです。自分の記憶で申し訳ないのですが、子どもの頃、上気道症状が出た際に連れて行ってもらった開業医さんに恩村内科医院というところがありました。そこのおじいちゃん先生の恩村先生は名医だと自分は思っているのですが、自分が地元を離れる時には息子さんがメインにされていたくらいなので、今は引退されている(失礼ながらご存命かどうか…?)でしょう。

 いつもその先生は、聴診をして、その後にとても滑らかな打診をしてくれていた記憶があります。一般的な打診のやり方ではないような感覚があり、今でも自分はあの打診の方法が分からないのですが、ちょっとくすぐったかったけれどもリズミカルで心地良かったんですよねー。そして先生の「風邪ですねぇ」という決まり文句(?)。今思い出すと、恩村先生にあの打診をしてもらって「風邪ですねぇ」と言われること自体が治療だったのだと考えています。子どもごころに安心できる空間でした、あの病院の診察室は。

 アクロバティックなこともしませんしハタから見たら地味なんでしょうけど、みんなに安心を与えてくれるような雰囲気をもたらしてくれる恩村先生は、本当に素晴らしい先生だったなぁと懐古しております。理想のかかりつけ医だったかもしれませんね。地元にいた時は家族みんなお世話になっておりました。

 そんなわけで、身体診察は患者さんに安心を与える役割の一端を担います(セクハラになっちゃいけません)。診察として”触れる”という行為は、親御さんや地域のかたがたが「いたいのいたいのとんでけー」とおまじないをしてくれたことと重なるでしょう。お腹が痛い時にさすってくれたことと重なるでしょう。熱が出てつらい時に冷やしたタオルを当ててくれたことと重なるでしょう。

 入院患者さんに対しても同じこと。入院患者さんは、いつもと違う環境で、この先どうなるのだろうという不安を持ち、孤独な時間も過ごします。医者が来てお話をして診察をする。こんな些細な事で、医者は”安心を処方する”ことができるのです。それを意識してやってみるととても良いのではないでしょうか。同じ診察でも「患者さんに安心を処方するんだ」と思いながら行なうと、それはにじみ出てくるもの。そしてこれは医者に限りません。医療従事者全体がそのようにできるのだと思います。

 語源は違うようですが、”手当て”という言葉もそのように考えられましょう。身体診察は手を当てることでもあり、”手当て”でもあるのでございます。

 身体診察は治療的な意義を持ちます。それを活かすことで、身体に注目することが実は精神療法になるんです。「精神療法なんて、精神科は口先で訳のわからないことを言ってやがる」といつも思っているかもしれませんが、そんな謎の行為ではなく、精神科以外の先生も”触れる”ことを通して患者さんとの相互作用を産み出せるのですよ。
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2015
05.14

キャラクターシリーズ:にくとさかな

Category: ★精神科生活
 かなり久々のキャラクターシリーズ。まずは一般的なお話。

 この前(と言っても病院辞める前の3月ですが)、大塚製薬さんのお薬説明会がありました。

 レボカルニチン製剤の”エルカルチン®”というお薬。先天性の代謝異常であったり透析患者さんであったりすると、カルニチンが欠乏してしまいます。それのためのお薬。カルニチン自体は牛肉(特にランプ肉)や羊肉(マトン>ラム)に多く含まれています。自分は北海道出身なので、羊さんのお肉は大好きです。名古屋のスーパーでもラム肉は売っているので、たまにジンギスカンのたれで味付けをして食べております。

 さて精神科では、よく使う気分安定薬/抗てんかん薬のバルプロ酸(デパケン®/セレニカ®/バレリン®)の副作用で高アンモニア血症というのがあるんですが、それの治療選択肢になります(Vázquez M, et al. Hyperammonemia associated with valproic acid concentrations. Biomed Res Int. 2014;2014:217269.)。もちろんアンモニアが高い場合はバルプロ酸減量がまずもって大事ですが。

 このエルカルチン®は、ちょっとお値段が張るというのが難点のど飴。100mg錠がだいたい100円でして、高アンモニア血症の治療なら1000mg/day前後をまず使うことが多いようなので、ちょっと経済的に厳しい。ただ、服用は短期間で済みます。

 そんな勉強会で、とある先生から質問。

先生「カルニチン欠乏は分かったんですけど、このエルカルチン®を過剰摂取した場合は何か中毒症状とかあるんですか?」

 おー確かに。どうなんでしょう。それに対するMRさんのご回答。

MRさん「あ、それについてはほとんど大丈夫なんですが、ただ…」

 ただ?


MRさん「身体からですね






魚臭がします」






工エエェェ( ´д`)ェェエエ工






 こ、これは重大な副作用だわ…。医局全体が揺れました。

 カルニチンは代謝されトリメチルアミンになるそうで、これが魚臭のモトとのこと。ほー、知らなかったです。ちなみに自分はそれを受けて

自分「活きの良い新鮮な臭いですか? それとも活きが下がった臭いですか?」

 もはやどうでもいいことを聞いてみました。

MRさん「あ、活きが下がった方です…」

 な ん と…。こりゃブルーレターに匹敵するインパクト。

 というか、牛さんや羊さんも報われませんよね。食べられて巡り巡って魚の臭いに変わってしまうなんて。。

 そんなエルカルチン®のキャラクターはこの子(正式名称不明)。

エルカルチン2
エルカルチン1

 羊肉に多く含まれるためという割合単純な理由だそうです。この笑みは「このエルカルチンがあれば、僕は食べられなくて良いんだ!」というやや切羽詰まっていた状況からかも知れません。しかし、過量摂取で魚臭ですよ…。ラムやマトンの独特の臭いになるんならもう出来すぎでしたけど、残念ながら医局会では陸から海に主役は移ってしまいました。
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2015
05.11

大須を探訪

 大型連休中は大須のゲームセンターで遊んだという、何とも地味な過ごし方をしました(前回の記事)。今回はその要素を抜いた大須の一部分を。

 人がたくさん歩いています。

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 こういう通りがたくさんあるのです。

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 お、神社発見。冨士浅間神社というそうです。

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 鳥居にヒラドツツジ。

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 朱と紫が謎めいた色合いに。

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 キツネ様も一緒に。

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 大須は唐揚げ屋さんがとても多いのです。”味噌からあげ”なんて名古屋な感じです。

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 ここも唐揚げ屋さん。

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 唐揚げブームの火付け役とも言われる李さんの台湾名物屋台。その影響か、タピオカドリンクも結構眼にします。

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 今回選んだのは、金のとりから。

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 何とカップオムライスという可愛らしいオムライスも(400円)。上に乗っているのはトマトではなく、ケチャップのかかった丸い形のご飯。玉子の層、ご飯の層、玉子の層…という風にカップに入っています。

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 そして唐揚げ。シングルサイズの1.5倍で390円だったような。ここの唐揚げはムネ肉を使っているのが特徴で、あっさりめ。

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 オムライスはほんのりと甘みもあって美味しい。

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 唐揚げはサックリの衣でしつこくない。トッピングが自由にできますよ。

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 他にもお店が数多く。こちらはソロピッツァナポレターナ。ナポリピッツァ世界チャンピオンのお店で、とてもピザが安くて美味しくていつも行列。

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 鳥の丸焼きを売っているお店。

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 絶賛焼き中。

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 お、招き猫さんが見えた。

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 斜め45度のご尊顔。

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 真正面。

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 皆さん招かれております。

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 ということで、大須をぐるぐる巡ってみました。めちゃくちゃ食べ物屋さんが多くて、何を食べていいのか眼移りしてしまいますよ。雑貨のお店もありますし、いい意味で雑然としているのが特徴。しっかり堪能しようと思ったら数回訪れるだけでは足りないのでした。
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2015
05.08

昔とった杵柄もだいぶ古くなりました

 大型連休はいかがお過ごしでしたか?

 すでに終わってしまい、身体が重い中の仕事ではありますが、慣れてくるまでの辛抱…。7月になるまで祝日がやってこないとかもう、地獄の日々ですね…。

 さすがにこの期間の旅行は、どこもかしこも混んでいますしホテルも値段が高くなっていますし、あまりぐっと来ません。ということで、超近場をウロウロ。いつもどおりコメダに行って休み、鶴舞公園をお散歩し…。

 しかし、今回はそれにプラスして大須に行ってきました(この大須も人が多かった…)。色んなお店でごった返していている商店街で、何故か唐揚げ激戦区でもあります。ケバブもあったりたこ焼きもあったりたい焼きもあったり、食べ歩きには困らない街。他にもたくさんのお店があります。

 しかししかし、この連休中は食事もそうですが、重点は何故か


ゲームセンター


 だったりします。行こうと考えた理由は思い出せないんですが、最初はJINSにメガネを買いに行ったはずだったんです。しかし、気づいたらゲーセンに入り込んでいました。

 昔は頻回に遊んでいました。特に最も遊んではいけない予備校時代がそのピークになってしまい、予備校の裏という好立地のゲームセンター。PALOという名前だった記憶はありますが、もうなくなってしまったらしいです。そんなこともあり、今では旅行の時にその土地のゲームセンターに寄って少し遊ぶことがあります、というかそのくらいに落ち着きました。

 自分がするのはクレーンゲーム(UFOキャッチャー™)。昔は数回で取れていたのですが、腕が鈍ったのかアームや景品の配置が時代とともに変遷したのか、ちょっとお金がかかることも多くなりました。。。なのでそんなにたくさん遊ぶとそれだけお金が消えていってしまいます。今回は大型連休なので少し奮発。

 大須の”タイトーステーション”に行きました。

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 クレーンゲームは1回100円もしくは200円でして、後者の方が景品が立派だったりアームの力が強かったりします。500円入れると1回サービスになり、1回100円のものは6回できますし、1回200円のものは3回できます。最初は500円を入れて動向を見ながら少しずつ動かせるところを動かして、景品を落としてGETを狙います。アームでがっしり掴んで取り出し口まで運ぶという発想はいったん停止します。ヒモに引っ掛けたり箱の景品なら隙間にアームを挿して運んだりというのはありますが、大きなヌイグルミそのものを運ぶ力はアームにないと考えたほうが良いでしょう。

 そしてクレーンゲームの景品ですが、最近まではポケモンが幅を利かせていたと思ったものの、今は妖怪ウォッチの大旋風。漫画も読んだことがなくアニメも観たことがないのですが、たくさんあるのを見るとなぜか欲しくなってきます。

 ということで、ジバニャン。

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 買ったほうが安いんじゃないかというくらいは使いました(下手)。ま、でもホラ、こういう景品は非売品だし…。

 ジバニャンと来たら、お次はコマさん。 

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 ジバニャンよりはお金かからなかったかな…(どうかな)。 

 夏はこれで麦茶づくりが捗りそうなガラスのボトル。

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 家に帰って開けてみると、すごく立派でした。グラスも1つ付属。

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 妖怪ウォッチのみならず、こちらも根強い人気のリラックマ。真空ステンレスマグカップです。

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 なんとこれは1回(100円)で取れました! やっぱり1回で取れると気持ちいいですよね。

 結局このマグカップは2個手に入れて、家で開封。

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 これも実用性が高そう。なにやらラスカルとリラックマのヌイグルミがちらちら見えていますが、それも今回取ったもの。

 ということで、大型連休の収穫一覧。

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・ジバニャンのヌイグルミ
・コマさんのヌイグルミ
・コマじろうの四角いクッション
・ジバニャンのフィギュア
・ジバニャンのバスタオル(向かっていちばん右)
・妖怪ウォッチのガラスボトル
・リラックマのステンレスマグ×2
・ラスカルのヌイグルミ
・リラックマのヌイグルミ



果たしていくら使ったんだろう…?



 怖くて計算できず今に至ります…。収穫できずに泣く泣く諦めたものもいくつかありましたし…。ま、旅行するよりは安いでしょうけど(本当?)。

 他には、メダルゲームをやってみました。ゲーセン歴は予備校時代からなのですが、実はメダルゲームは今回が初めて。3000円で1200枚のメダルと交換になり、長時間遊んだものの900枚以上残り、結局はゲーセンに預けることに(預けるのも初)。しかも30日以内に利用がないとすべて没収になるんですって。結構厳しいですよね…。こうやってお客さんを来させてどんどん使ってもらおうという魂胆か。30日以内に行ったらまたクレーンゲームしたくなるじゃないか(おい)。

 結局、メダルゲームを経験して分かったことは、指先がめちゃくちゃ汚れるということでした。

 ということで、大型連休限定のゲーセン三昧でした。こんなに遊んだのは人生初でしたが、頻繁に行くとお金が追いつかないなぁと思ったので、半年くらいは休業します。でもメダルは使わないと…。
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2015
05.02

福笑いとロールケーキ

 ローソンで”自分でつくるコリラックマロールケーキ”を買ってみました。

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 中はこのようになっています。

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 なるほど。両眼と鼻口のパーツを自分でケーキに乗せる、ケーキ製造の一端を担うような。

 よし、では意を決してトライ。どうでしょう?

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なんか、コリラックマっぽい!
 


 良いんじゃないでしょうか。
 
 では、お目々を拝借。

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 家にある海苔をちょっと切って乗せてみました。

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 眠そうですな。

 はい、ではケーキを頂きます。

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 コンクな感じはなく、軽めの口当たり。

 耳の部分のクリームは…。

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 苺味ですが、それほど強くなく、ふわっと香る程度。

 全体的に甘すぎず濃すぎず、割りとあっさりでした。245円という値段は安くないですが、自分でつくるっていうのは面白かったです。子どものお菓子でも”ねるねるねるね”とかありましたよね、つくる系が。ちょっとした遊びごころは気持ちをゆるやかにしてくれるような気がします。
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